管理委託契約書 別表第1の1(1)関係(基幹事務)
① 収支予算案の素案の作成
管理組合の事業年度開始の○月前までに、会計区分に基づき、次年度の収支予算案の素案を作成し、管理組合に提出する。
② 収支決算案の素案の作成
管理組合の事業年度の終了後○月以内に、会計区分に基づき、前年度の収支決算案(収支報告書及び貸借対照表。)の素案を作成し、管理組合に提出する。
③ 収支状況の報告
管理業者は、毎月末日までに、前月における管理組合の会計の収支状況に関する書面の交付を行うほか、管理組合の請求があったときは、管理組合の会計の収支状況に関する報告を行う。
なお、あらかじめ管理組合が書面の交付に代えて電磁的方法による提供を承諾した場合には、管理業者は、当該方法による提供を行うことができる。
コメント
① 管理業者が管理組合の出納業務の全部を受託していない場合においては、収入及び支出の調定についても、管理業者が受託した出納業務に係る範囲で行うものとする。
② 収支予算案の素案及び収支決算案の素案の報告期限は、個々の状況や管理組合の総会の開催時期等を考慮し、管理組合の運営上支障がないように定めるものとする。
③ 会計の収支状況に関する書面として、収支状況及び収納状況が確認できる書面の作成が必要である。