ヴェネツィア~フィレンツェ(イタリア旅行#023)
旅行も6日目(観光5日目)を迎え、3つ目の都市・フィレンツェへ移動します。
電光掲示板の上から2個めが予約した特急列車。
イタリアに来て初めての遅延、発車予定時刻の3分前なのに到着ホームの案内すらありません。
到着した特急列車。
前回書きましたが、この移動ではntvのイタロに乗ります。
そして、写真をよく見るとわかるかと思いますが、7時57分の時点で15分遅れ予定で到着ホーム未定だったのに、8時4分の時点では列車は到着済みで10分遅れで発車予定になっているという急変。
遅れの表示が出ているからとのんびりしていると、いつの間にか遅れを回復して発車してしまっている、などということにならないよう、電光掲示板には常に目を向けていたほうがいいと思います。
今回は1等車に相当する「Prima(プリマ)」に乗りました。
買うタイミングにもよるかもしれませんが、購入後の予約変更不可のものであれば、Smartと同じ金額でPrimaに乗ることができるようです。
この旅行中に「Smart(2等車)」には乗らなかったので、比較の写真はありませんが、やや高級感のあるシートです。
車内サービスでもらえるおしぼり・お菓子・ドリンク。
フレッチャロッサでも同様のサービスは受けられましたが、イタロはPrima以上のクラスに乗らないとこのサービスはないようです。
また、イタリアの高速鉄道はサービスが飛行機っぽいということを前回書きましたが、飛行機っぽいサービスとして機内食があるようです。
※自分たちが乗ったのは朝の列車だったのでありませんでしたが
該当する時間帯の列車に乗ると、イタロはランチBOXの販売(こちらもPrima以上のクラス限定)、フレッチャロッサは食堂車が連結されるようになっているらしいです。
車内からの景色。
都市と都市の間はビックリするほど何もありません。
車内のモニターに現在の速度が表示されているのですが、なんと245km/hが出ていました。
ちなみにイタロは設計上、360km/hまで出すことができるようです。
※制限速度の関係で300km/hまでしか出せないらしいですが。
日本では東海道新幹線で285km/h、東北新幹線で320km/hが制限速度の最高値になっていますが、イタリアの高速鉄道ではローカル線と同じ線路を使うので、かなり早く感じますね。
※日本で在来線と同じ線路を使う区間での最高速度は北陸新幹線開業前のほくほく線で160km/hらしいです(秋田・山形新幹線は130km/h)
そんなこんなで、フィレンツェに到着したので、次回からはフィレンツェ編が始まります。