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第3回:ドラゴンボールSpraking ZERO HP分析
今回は僕が好きなドラゴンボールのゲーム最新作、「ドラゴンボールSparaking ZERO」の公式サイトを分析してみようと思います。何のサイトを見ようか悩んだらとりあえずその時に思いついたもののサイトを分析するようにします。ただ好きなもので固めると、同じようなものばかりレビューしてしまいそうなので、必要に応じてそれはしなかったりしますが。
ビジネス・キーワード
ゲーム、アニメ、ドラゴンボール
キャッチコピー
ドラゴンボール Sparking!
シリーズ最新作が遂に登場!
—超戦士となって、天地を揺るがす限界突破のドラゴンボールバトルを体感せよ!—
制作会社
株式会社バンダイナムコエンターテインメント(サイトデザインを製作したかは定かではない)
ターゲット
ゲーマー(特に「Sparking」シリーズファン、格闘ゲームファン)、ドラゴンボールファン
サイトのゴール
ユーザーに、本作で使用可能なキャラクターの多さ、ど派手なドラゴンボールアクションなどの魅力やゲームソフトのスペックを知ってもらい、購入してもらうこと。
キャッチコピーの分析
ドラゴンボール Sparking!シリーズ最新作が遂に登場!
—超戦士となって、天地を揺るがす限界突破のドラゴンボールバトルを体感せよ!—
ドラゴンボールゲームの中でも、原作再現度の高いバトル体験とキャラクターの数が豊富なことにより、熱狂的に支持されている「Sparking」シリーズ。その最新作が17年ぶりに発売されるため、「遂に」というフレーズで強調している。「天地を揺るがす限界突破のドラゴンボールバトル」というド派手でビッグスケールなワードが、シリーズの特徴である原作らしいバトル体験ができることを表現している。
究極のドラゴンボールバトルゲームがここに誕生!
かめはめ波や舞空術など、ドラゴンボールならではの技を
駆使しながら闘う3D対戦アクションが登場!
キャラクターの持つ個性豊かな能力や特徴を活かし、
超サイヤ人への変身や、
極限まで気を溜めて放つ強力な必殺技での一発逆転など、
ドラゴンボールらしいドラマチックな闘いを
思いのままに楽しもう!
ドラゴンボール技の使った3D対戦アクションゲームであることが説明されている。
また、超サイヤ人への変身や必殺技での一発逆転というドラマティックなバトル展開をひろげることが可能と説明されている。この説明によって、ドラゴンボールらしい、キャラクターの個性を生かした駆け引きが可能であることが伝わるかも?
シリーズ最大規模の総勢180体を超えるプレイアブルキャラクターが本編に登場!
![](https://assets.st-note.com/img/1737514596-fvM09oApjOImcduizs7LS5Te.png?width=1200)
シリーズ最大規模180体(格闘ゲームの中でも稀なほどの数と思われる)以上のキャラクターがいることがわかり、どんなキャラクターが使えるのかユーザーに興味をもたせる。
キャッチコピーの下には上のバナーがある。各キャラクターが映った画像が左右に自動スクロールされており、ここだけでも個性豊かなキャラクターが多く使えることが一目で分かる。
ドラゴンボールバトルで味わう究極の没入感
![](https://assets.st-note.com/img/1737515149-7cjsOVv4nihTbFtazQCMlfgk.png?width=1200)
「風が巻き起こり草木が揺れ、天候までもが変わり、さらには必殺技で岩や建物をも吹き飛ばす」と、本作で追体験可能なドラゴンボールバトルを具体的に説明している。
「ドラゴンボールZ Sparking!METEOR」からの正統進化
![](https://assets.st-note.com/img/1737515340-Y9zl8wponyfUL5aXRIVTxrK0.png?width=1200)
シリーズの中で、そしてドラゴンボールゲームの中でも最も人気であるタイトルからの正統進化であることを伝えることで、本作が持つ話題性やその本質を簡潔に提示できている。
デザインの分析
フォント
不明。太めで、曲線部分は丸みがあるゴシック体(キャッチコピー)
Arial Black(メニューバー)
カラー(ベース・メイン・アクセント)
黒(ベース)
パープル(4326BF)(メイン):パッケージジャケットの背景に合わせたものと考えられる。
黄色(FCFD6E)(アクセント)
アニメーション
下にスクロールすると点滅表示される。発売前はタイトルが小さく出てくるアニメーションがあったと記憶している。
その他気になったこと
所々に玉模様が見られる。
![](https://assets.st-note.com/img/1737516431-4nVWm5jSxgUfrIM3oelvH2G7.png?width=1200)
ゲームの特徴を強く主張するために、ジャンプ率が大きい。
画像とキャッチコピーだけで面白そうと思えるよう情報を載せている。
![](https://assets.st-note.com/img/1737516676-1zflQaJ5u6MY2DGgBbmoyFLR.png?width=1200)
まとめ
この商品の売りポイントは
人気シリーズの最新作であり、正統続編であること
シリーズ最大規模のキャラクター数
ド派手で没入できるドラゴンボールらしいバトル
であることが、サイトを見ただけで簡単に分かるようになっていました。このゲームでできるアクションは追及すると覚えられないくらいの数ですが、文章で細かく伝えようとはしていません。簡潔なキャッチコピーと、ゲームの本質を伝えるために適した画像や動画を目立つように配置しています。この2つを見ればどんなゲームであるかは、このゲームを知らない人にでも伝わるようになっていると感じました。
他にも「Sparking!」らしくテキストにイナズマのようなイラストが見られる点もいいなと思いました。使っている色もシンプルでお互いに相性がよく、アクセントに黄色を使うことで可読性が高くなっていました。
余談ですがこの「Sparking」シリーズって、ドラゴンボール好きな人ならほとんどの人が知っていて、かつ神作と言われるくらい人気なんですよね。僕もこのゲームの世代で、小学生の頃にたくさんやりました。原作のドラゴンボールってキャラクター間のパワーバランスがかなり狂っているんですが、このゲームは良くも悪くもそこを忠実に再現しているんですよね。一番弱いキャラクターで一番強いキャラクターに勝とうとしたら、相当の操作スキルがないとまあ勝てないくらいキャラクターの性能に差があります。なのでゲームとしては無茶苦茶です(笑)。しかし、どのキャラクターを使ってもドラゴンボールらしいバトルを再現することができるのがすごいんですよね。爽快感があり、サイトに記されていたように没入できるんですよね。18年前に発売した「Sparking!METEOR」は新作が発売された今やっても面白い。
「METEOR」以降、「レイジングブラスト」のような似ている作品や、発売されてから8年くらいたっても追加コンテンツが作られるほど人気な「ゼノバース」など、色んなドラゴンボールゲームが作られました。どれもその作品にしかない独自性があって魅力的なゲームですが、ずっと「Sparking」の新作を望んでいる人はネットでよく見ました。そんな時期が17年続いてついに新作が出たんですから、もうファンは最高にテンション上がりましたね。毎月公開されるキャラクターPVで、誰が新作で使えるのか予想して待つことが、新社会人で仕事しんどい時期で貴重なお楽しみになってました。やってみたらもう裏切らない面白さで。作ってくれた方々には感謝しかないですね。興味出た人はぜひ調べてみてください。