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あやみのギター音楽教室の様子(2024年9月報告)

「すっかり涼しくなりましたね!」という挨拶をするつもりだったのですが、秋分の日を過ぎたにもかかわらず、最高気温がまだ30℃を超えています。最高気温が30℃を下回る頃には"芸術の秋”というお決まりのフレーズを聞く機会が増えそうが、たしかに秋は楽器を弾く気分が高まります。気候的な心地良さだけでなく、涼やかな虫の声に触発されることも要因の一つかもしれません。ちなみに、冬は寒さで指の動きが鈍り、春は新年度のバタバタで気持ちが落ち着かず、夏は常に体力を奪われているイメージです。だからこそ、秋は楽器を弾くにはピッタリの季節といえるでしょう。

もう少し季節の話を続けますと、あるアパレルメーカーは夏を"初夏・盛暑"と"猛暑"の2つに分けて、"四季"から"五季"と考え方を変えたようで、夏物の販売期間を長くする代わりに、秋物の販売期間は短くしています。また、その言葉からもはや風情を感じ取ることのない"二季"で、夏物と冬物だけで年間の販売戦略を練るメーカーもあるそうです。季節に応じた服の販売は"商業"という点で割り切るしかないのかもしれませんが、もし、"春"や"秋"という言葉が生活から消えると、失われる文化もずいぶん多いでしょう。〈秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる〉(藤原敏行)のような自然に反応する心も鈍るかもしれません。まだ夏の気分が抜けないということもあり、つい秋への思いを募らせてしまいました。

現在の弦の状態(交換から11日目)

ちなみに今月の教室Podcast『甘露日和を待ってみる』は主に"弦交換"の話をしています。夏の汗であっという間に変色する弦の話をあれこれしています。上の写真の弦は"まだ生きている状態"です。一方、サビによって赤や緑の変色が多くなった弦を"死んでいる状態"と言うことがあります。

▼今月のオープニング

弦交換をしたのはいつ?/弦交換をする3つの理由/一般的な弦交換のタイミング/サビを極めた弦は赤と緑になる/尾尻雅弘さんのマスタークラスの思い出

▼今月の出来事

教室スタートから約半年/レッスンの進捗状況/先生によって異なるレッスンの進め方//予習・レッスン・復習のサイクルを回す生徒さんたち/アコギを習う男の子から近況報告を聞く/山田の小学生時代を思い出す選曲/楽器のある家庭の新しい風景

▼出演者

話し手:山田賢(あやみのギター音楽教室講師/ギタリスト兼作曲家)
聴き手:中川くん(山田の大学時代から続くギター仲間/ギター好き)


今月のレッスン活動日の例


  1. 9/5(木) 珍しく夕方に4コマ連続レッスン

  2. 9/12(木) 先週とは対照的に超まったりDay

  3. 9/14(土) クラシック&アコギのレッスン

  4. 9/19(木) 「練習頑張りましょう」と伝えるDay

  5. 9/21(土) クラシック&アコギのレッスン

  6. 9/26(木) 生徒さんの進歩を感じる9月最終日


レッスン活動日とは別に9/20(金)にイーグレひめじのアートホールで演奏しました。公開収録も兼ねたイベントだったので、ラジオで演奏が聴けるかもしれません。放送日時などの詳細が分かれば、このHPや教室LINEでお知らせします。放送の尺は決まっているので、私の演奏が何曲使われるかは不明です(笑)

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