あやみのギター音楽教室の様子(2024年12月報告)
おかげさまで12月は良い手応えのまま終えることができました。手応えの中身はそれぞれの生徒さんが曲のまとめや新曲の挑戦に進めたことです。「上手くなったのかな?」と自身に疑問を抱くかもしれませんが、最初の体験レッスンを思い出してください。「なんかカタカナの名前の弾き方が2つある」、「ドの音はどこを押さえるの?」という戸惑いがあったはずです。文字通りに右も左も分からないスタートが今はどうでしょうか。左右の景色を少し楽しめるようになってきたはずです。単旋律の練習で弦の感触やギターの楽譜に慣れてくると、2声の練習も短いフレーズなら意外にできると感じたでしょう。ギター演奏の難しさは相変わらずあるものの、生徒さんは小さな達成感をここまで積み重ねてきました。これからも地道に積み重ねながら、「クラシックギターにはこんな曲があるんだ(こんな作曲家がいるんだ)」という出会いを一緒に楽しみましょう。
この『教室の様子』はポッドキャスト配信(甘露日和を待ってみる)とセットになっていますが、今回から月2更新の配信にします。元々は①生徒さんの練習や曲探しに役立つかもしれない話②教室のレッスン模様の2コーナーで1エピソードを構成していましたが、それを2エピソードとして分ける形にします。月末に②教室のレッスン模様、月半ばに①役立つかもしれない話の配信順がベストだと思いますが、今月末は①役立つかもしれない話を配信します。編集の順番を間違えました。②教室のレッスン模様は12月31日時点でゼロ編集ですが、1月中旬には配信しますのでお待ちください。「2024年も終わりですな~」という回顧全開の空気を2025年にお届けすることになります(笑)
▼3つの今月タイトル候補
①最高の練習日を考える②満足の練習日を考える③納得の練習日を考える/ギター練習が週休二日状態/満足と納得の違い/練習と生活の両立は「器の使い分け」がオススメ
▼アマチュアの練習の質と量を調べる
Yahoo知恵袋のある質問/回答のバラツキ/「毎日30分の練習」というミッション/「一万時間の法則」を検証する論文/「一万時間の法則」を実践している動画/ギターを壁にディスプレイする
▼プロの練習の質と量を調べる
現代ギター2011年9月号の特集/一日の一番はじめにギターを持って何を弾くか/コンサートなどの予定のない日はどのように練習するか/上達を目指すアマチュアへのアドバイス
▼練習の器を作ってみる
仕事や家事で忙しい日における練習の器(納得の器)/時間が十分にとれる日における練習の器(満足の器)/まれに訪れる最高の練習日
▼出演者
話し手:山田賢(あやみのギター音楽教室講師/ギタリスト兼作曲家)
聴き手:中川くん(山田の大学時代から続くギター仲間/ギター好き)
(余談)
個人的には分割による月2配信は妙案という認識ですが、編集スケジュールの見誤りがなければ、いつも通り2コーナーをまとめた月1配信の予定でした。
実は12月26日にDTMデスク(PCで音楽を制作するための机)が自宅に届いたのですが、組み立てを後回しにしていました。年内に組み立てた方が自宅も気持ちもスッキリするので、29日のポッドキャスト収録を終えた直後から組み立て作業に着手しました。ちなみに、普段は床に敷いた座布団の上であぐらをかきながら、小さな丸テーブルで音声編集をコツコツ進めていました。床座り丸テーブルからDTMデスクの編集に切り替えれば、効率が上がる確信があったことも、組み立て作業に着手する理由の一つでした。
家具の組み立ては本棚で苦戦するほどの低スキルですが、「机も本棚とあまり変わらないでしょう」と思っていました。この時はDTMデスクのゴツさとパーツの多さを知りませんでした。また、説明書はイラストのみだったのですが、「この部品はどうやって繋げるの?」、「この部品はどうやって外すの?」という疑問に何度かぶつかります。また、不器用にもかかわらず、一人で組み立てていると、重たい木の板を床に2度も落としました。板も床もガッツリ破損しました。買ったばかりの机の板とリフォームしたばかりの床。このフィジカルとメンタルのダメージが編集遅れの原因です。「なんて日だ!」と心の小峠さんが叫びました。