医師が推薦する『人間ドックのすゝめ』~メタボ編~
仕事や家庭、プライベートにと多忙な生活をしてふと鏡をみると、体型が気になる、なんて方いませんか?
健康保険連合組合の調べでは現代人のおよそ37%が肥満だ、という調査結果があります。
そもそも肥満が何故悪いのか?BMIという数字は皆さん、意識したことがあると思うのですが、じゃあ、なぜBMIという数字が大事なのか?それはこの表にまとめられています。
どうでしょうか?結果的に様々な病気による死亡のリスクが少ない人々がBMI:22〜27(男性:19~25、女性:21~27)ぐらいだと様々な死亡リスクが少ないということから、BMIが重要視されているわけです。
この数字は実際の我々の感覚で言うと、ちょっと多いかな、という感じですが、実際に健康な方はこうだ、という一つの事実ですね。
でも、示しましたが、35歳以降のリスクとして心臓・血管系の病気は案外、多いんですよね。
で、これらの病気が怖い事は、小さな積み重ねがジワジワ起こり、いざ病気が出る時は一瞬です。
ほんの一瞬の出来事で重篤な後遺症が残ったり、生命の危険に侵されたりするわけです。
で、怖いのは自覚症状がそれまでに何もないということだと思います。
さらに、何よりもその一瞬で、今まで自立して行えてた事が、誰かの支えなしには生きていけない、という辛さもあります。
実際に厚生労働省が調べた調査でも
要支援、要介護者でも脳血管疾患が非常に多いです。
だからこそ、メタボな方も、そうじゃない方も、やはり自分の血管(循環器系)の危険度は把握してみても良いかもしれませんね。
今回のNoteでは特に循環器系の健康診断・人間ドックについて代表的かつ、効果的なものを紹介しています。
体型的に心配な方、脳梗塞や心筋梗塞などが心配、という方は是非御覧ください。
そこで、本編は3つのパートから成り立っています。
① 自分のメタボ具合いを調べるための検査
② 動脈硬化など循環器系疾患のリスクを調べる検査
③ 動脈硬化を進行させにくい食生活とは?
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