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司法試験・予備試験の個別指導ってどうなの?

個別指導とは?

司法試験・予備試験の勉強において、現在、様々な予備校が個別指導を導入しています。

私は2人の講師の方から個別指導を受講しました。

個別指導を受講しようか。どうしようか悩んでいる。そんな方に、私の経験から個別指導を受講するか悩んでいる人に私の経験をお伝えできればと思います。

個別指導では一体どんなことが行われるのか

予備校によって個別指導の内容は千差万別だと思いますが、私が個別指導を実際に受講していたときの内容を紹介したいと思います。

私の場合は、司法試験と予備試験の過去問を起案して、添削を講師の方に行ってもらい、その添削を基に個別指導を行っていました。

また、人によっては法科大学院の宿題や定期テスト対策を行っている人もいました。

私自身は、個別指導で行うことは自分自身で決めていました。


個別指導はどんな人におすすめ?

個別指導は自分で司法試験・予備試験の過去問を解いていて歯が立たないと感じる方や法律の論文がどうしても書けるようにならないなど自学自習での限界を感じたら受講するタイミングだと思います。

自分だけでは到達しなかったレベルまで引き上げることができるかもしれません。


個別指導のメリット


私自身が個別指導を受講してみて良かったことは、自分では気が付かない答案の癖や勘違いしていた論点などを指導で改善できたことでした。

また、入門講義段階(講義と論文作成)では太刀打ちできない司法試験・予備試験の過去問を講師と二人三脚で指導してもらうことにより、自分で到達できないレベルまで引き上げてくれました。

さらに、講師自身が作成した答案や思考法のレジュメ、論証など入門講座を受講しているだけでは手に入らない補助教材を提供してくれることも良い点でした。


個別指導のデメリット


デメリット①

値段が高い

とにかく、値段が高かったです。

これは予備校にもよるのでしょうが、一時間で数万円します。

入門講座を受講して既に百万円以上、予備校に支払っているのに、個別指導にさらに支払うのは正直きついです。

ただ、それを上回るメリットもあることは確かなのですが。

デメリット②

講師との相性は未知数

私は2人の講師の方に個別指導を担当してもらったことがあります。

最初の方は実績も残している方で評判も良かったです。

その評判を頼りに受講してみました。

しかし、個別指導自体は悪くはないのですが、身に付いている感じがなく、その場限りの指導で自分には合わなかったです。
(もちろん、一生懸命指導してくれました。ただ、私自身の当時のレベル感と講師の方の指導方法との間にミスマッチが生じていたのだと思います。)


二人目の方は自分の答案の癖や改善点などを中心に指導してもらいました。自分の弱点を改善してもらう指導を行ってもらい、実力は全科目を通してアップされたと思います。


私は二人目の講師の方と相性が合いましたが、人によっては相性が合う講師に巡り合わないかもしれません。

こればっかりは、めぐりあわせだと思うので、自分に合わないなと思えば、他の講師の方に個別指導を依頼してみても良いかもしれませんね。


個別指導はどの学習段階から行うべきか


私は、個別指導を受講したのは、入門講座を受講し終えた後でした。

既に基本的な知識や論文の書き方は身に付いていたので、個別指導で自分自身の答案の改善点を洗い出して、修正することができました。

そこで、入門講座(講義と論文)を終えた段階から個別指導を始めるのが良いと思います。

入門講座の段階から個別指導を行うことは間違えではないと思いますが、基本的な知識が身に付いていない段階だとテキストに載っているレベルのことで躓いてしまい、個別指導の時間がもったいないです。ですので、入門講座を全て受講し終えてからがベストなタイミングだと思います。


まとめ


私は個別指導を受講して本当に良かったと思っています。

個別指導がなければ、司法試験・予備試験の解き方を知ることもなかったと思いますし、日々の勉強のペースメーカーにもなって勉強に対するモチベーションを保つこともできました。

特に、自学自習に限界を感じている受験生の方にはおすすめします。

何か質問、疑問がありましたら、コメントお待ちしてます。











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