「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く」に対する反論
こんにちは、意識低い系サラリーマンのKENです。
「せまい日本、そんなに急いでどこへ行く」
って交通標語が昔流行ったじゃないですか。昔からこの言葉ちょっと素直に受け入れることできなかったので、今回のnoteではそのあたりの話を書こうと思います。
いえ、もちろんこの交通標語のコンセプトはわかるんですよ。そんなに急がなくてもいいだろ、もっとのんびり行こうよ、っていう、安全重視の呼びかけってことくらいは。
まあそれを承知の上で、ちょっと大人げないツッコミを入れさせていただきたいんですけども、そもそも「日本ってそんなに狭いのか?」という問題がまずありますよね?そこが間違ってるとこの交通標語の前提条件が崩れちゃうので大変です。
日本の国土面積って世界全体の中でも中間くらいの順位で、そんな言うほど狭い方でもないんですよ。まあ決して広くもないですが。
「いやいや、面積だけみたらそうかもしれないけど、日本は山間部多くて人の住める地域の割合が小さい上に、人口1億超えてるからね。人口密度的に言うと狭いんだよ」
という反論が来るかもしれません。これはたしかにその通り!
でもこの交通標語の言いたいことは「狭いんだからそんなに急がなくても(早く着くだろ)」ってあたりがミソだと思うので、山間部が多いとか人口密度云々とかってのはあんま関係ないんじゃないかな、と。
それに日本の本州って北東から南西にかけて斜めに長細い国土なので、同じくらいの面積の国と比べても移動って大変ですよね?例えば青森県から山口県まで自動車で移動しようと思うと、大仕事です。
日本って実際の広さに比べると、「移動時間」的意味合いの広さって相当あると思うんですよね。決して「狭い日本」ではないんじゃないかと。
まあそうは言っても、広かろうと狭かろうと、安全無視の速度で運転して良い理由にはなりませんので、皆様くれぐれも安全運転を心がけましょう。お互いに。