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全盲の人のLINE/シェアハウス「リバ邸」の面白い住人

今日は全盲のロッキーに

LINEを送る様を撮らせてもらった。

全盲者の連絡手段としてもLINEは便利らしい。


ロ)最近はLINEが主流ですよ。

俺)そうなんだ

ロ)もう、既読つけたかどうかとかドキドキです笑

俺)まじ??相手に伝わってるかどうかとか??

ロ)そうそう。


やっぱり気にするところは俺たち目の見えている側と同じなのだ笑


iphoneの読み上げ機能を使い操作するロッキー。


暗い画面を操作する彼が何をしているか全くわからなかったけど

あっという間に俺にメッセージが届いた。


やっぱ凄い・・・


そしてなんだかその送られたメッセージが自分の中で

宝物になった気がした。

たった一文、

こんばんは

という他愛ないメッセージなんだけども

彼の色んな凝縮した人生が詰め込まれた一文だったから。


うん??


待てよ、

でも普段何気なく連絡をくれたり
返信をくれる人も

忙しい合間をぬったり
自分の気持ちが伝わるのかとか
色んな事を考えて送ってくれているのか・・・

つまりはさ、

目が見えてなかろうが見えていようが
全て自分に何かをしてくれる時

そこには

想いが

あるんだね。

また一つ、物事の見える幅が増えた気がした。

いや、ほら、

そういう事って大事だけどなかなか
考える、感じる余裕ってないやん??

そういうのを一緒に暮らすと
体感できてやっぱりいいね。


だけどまだ、僕には
見えている側と見えていない側という境界があって、
そこの境界が今後どうなっていくか
自分でも楽しみ。
区別や差別、イジリやイジメの答えがある気がするっちゃんね~


youtubeで今回の様子をupしているのでご覧ください。


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けんぴ〜JOSSCA代表理事
より多くの人の話を聞き文章化していきたいと思っております。 取材に際しかかる費用があるので 是非、サポートしていただけると嬉しいです。 絶対に1+1は0にはならないと思っておりますので よろしくお願いします。