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うつヌケ!サウナでゲンキ!#2
はじめに
再びこの記事にふらっと寄ってくださってありがとうございます。やっぱり、あなたとわたしは運命ですね。(やっぱりって、何を言うんですかって思わないでね)
この記事はタイトル通り!サウナとうつヌケをテーマにした体験談を綴っていこうとはじめてみました。いつか本になったらいいなぁ・・・。なんちゃっての希望的な思いが招くことを信じて、少しでも多くのうつ病をこじらせている方やうつっぽいかも?という方に届いてほしいです。
サウナがうつ病に効くの?と思う方もいるかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第かもしれませんが、少なくとも健康増進の観点からは、とてつもなく良いのものではないかと確信しています。
さてさて、うつヌケ!サウナでゲンキ!#1をご覧いただきありがとうございました。#2では、もう少しうつ病とサウナの関連性について綴っていけたらと思いまして、記事を分けてみました。まだまだ駆け出しのクリエイターですが、note生活を楽しみつつ、皆さんの少しでもお役に立つことが出来れば幸いでございます。
うつ病とサウナの関係性について
うつ病の私なりの解釈
そもそも!うつ病ってどんな病気だと思っていますか?厚生労働省のウェブサイトによると、うつ病とは、『脳内の神経伝達物質「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減ってしまう病気だと考えられています。』と掲載されています。
この【考えられています。】という表現から、医学でもまだまだ解明しきれていない領域なのだろうと。なんか、未確認飛行物体や未知との遭遇的なものにも、感覚を置き換えてしまおうなんて思えてきちゃたりもしちゃう私であります。(そっち系のお話は別の機会に記事にしてみたい)
私が精神科でうつ病と診断されてからのことを振り返ると、なんであの頃(うつ病の真っただ中の時)はあんなに落ち込んでいたり、思いつめて死にたいと思い続けていたのだろうと不思議な感覚でしょうがないのです。やはり脳内の神経伝達物質が不足していたのでしょうね。素直に笑ったり、泣いたり、怒ったりという感情の表現が上手くできず、悲しさや不安だけがただただ増大していく。急に笑えて来たり、泣けてきたり、急に怒り出してみたり、頭をかきむしりながら、助けてくれー!とか、やめろ!とか急に叫んだりもしていました。なんであんな行動をとっていたんだろうと思います。
ズバリ!私の解釈も厚生労働省がウェブサイトで掲載しているとおり、脳内の神経伝達物質が不足して正常に機能していない状態だったのだろうなぁと思い出しながら、過去を振り返ったなりの考えに過ぎないということと、この程度が経験者は語る、わたくし個人の見解や解釈なのだろうとご容赦ください。わたくしは医者ではありませんので。
ただ、注意してほしいことが一点あります。この記事は当事者だけでなく、当事者の友人や当事者のご家族様にも読んでいただきたいと願っておりまして、当事者の方はまじめに脳内の神経伝達物質が不足しています。もしかしたらこの記事も正確に読み解いていない可能性もありますし、何よりメンタルが弱い人がうつ病になりやすいなんていう、安直で偏見的な感覚でいないでほしいということです。
うつ病は誰でもなる可能性があるということです。脳内の神経伝達物質が不足するようなことに起因する何かがきっかけで、症状として見えはじめてくるからとでも解釈しておくことにしましょう。
私の解釈その2として、ズバリ!脳内の神経伝達物質は何処で誰が作っているのか。その根源は何から作られているのかということを探求すれば、おのずとうつ病予防や再発予防につながるのではないかということになるわけです。
皆さんのカラダは、何でできていますか?そして何を摂取したら生命は維持されていきますか?そのことを突き詰めて考えていくことは、あなたの今の生き方、ライフスタイルやワークライフを見直すことも大切になってくるかもしれません。
念の為、繰り返しますが、これはあくまで個人の見解や解釈によるものとなりますのでご理解ください。
私の場合の原因分析
さぁ、私はどんな生活をしていたかということですね。とにかく働きすぎでしたね。次に、食事の大切さを全く考えていませんでした。さらには、しっかりとした睡眠もとっていませんでしたから、何かしらの病気になっても当然ですよね。
朝は7時に起床。朝ごはんの代わりにエナジードリンクを飲んでから出社し、9時から勤務が始まります。昼食はというと、職場の近くにある飲食店でよく噛まずにかきこみ、昼からもバリバリ働く。もちろん定時には帰りません。というか、帰れません・・・ですね。やっと仕事が終わったと思ったら、夜の10時ですよ。そこから上司や同僚と夜の街へ。アルコールとともに愚痴りながら帰宅すること、深夜の2時です。それから睡眠し、朝起きて、朝ごはんの代わりのエナジードリンクから一日が始まります。(やーばっ。)これをほぼ毎週繰り返し、定時に帰れた時も、夕食はほとんどお弁当で済ませて終わり。お弁当にもやっぱり缶ビールがセットでございます。
こんな食生活や悪習慣を過ごしていたら、カラダが内臓がおかしくならないわけがない。脳内物質を生成しているのどこのなのかという前に、しっかりとした栄養が吸収されていないようにも思えてくるわけですよね。
皆さんの食生活やワークライフは大丈夫でしょうか?
うつ病のトリガーを引いた事件
私は当時の仕事にあせりを感じていました。バリバリ働いているように書いていますが、非正規雇用だったんです。当時、非正規雇用から正社員へ採用する制度がしっかりと整備されていない企業で勤めていました。
そして、ここにきて初めてお伝えしますが、当時の私は音楽活動を軸に、音楽活動の原資を稼ぐため、音楽活動で成功するための労働というスタイルでした。音楽を続けていくためには、非正規雇用での自由なシフトの中でライブをやらなければならなかったのです。
音楽活動も生計を立てることは難しいと判断したころ、非正規雇用のままでは安定した生活は送れないという考えが、仕事面での焦りとなりました。その当時からずっと支えてくれていた交際相手も幸せにしたいという気持ちも焦っていました。
音楽でメシが食えなかったときに、もう一つの夢があり、その道へ方向転換しようと、地元に帰ることを決め地元で就職しました。彼女を置いたまま、ひとりで生まれ故郷に戻り、一日も早く仕事に慣れて彼女と一緒に暮らせるように頑張りたかった。仕事は焦りの中で決めたせいもあってか、自分には合わずに自己都合退職することに。その退職と同時に彼女からも別れようと切り出され、全てを失ったような気持ちになりました。
この時から、長年の不摂生によるカラダのひずみが悲鳴をあげ、正しい判断が出来ずに、全てを失い、精神の耐性ももろくなっていたんだと思っています。それから、人と会いたくなくなり、のどの奥がつっかえた状態が続き、食事もろくに取れなくなり、味も感じなくなっていきました。その後、うつ病と診断されることになります。
サウナの絶大な効果
暗い話が続きましたね。ここでサウナの効果や効能について紹介します。サウナの効果はとても明るいトピックですよ。効果や効能について私なりの解説をしていきますね。
サウナは何に効果があるの?と聞かれたら、一番最初によく眠れるようになるということを伝えています。ただ眠るのとはわけが違います。丁寧に表現すると、質の良い睡眠をとることが出来るようになるということです。これは絶大な効果といえます。
人間の3大欲求の一つともいわれる睡眠欲なんて言われたりもしますが、質の良い睡眠がカラダをしっかり回復させてくれるようになります。
うつ病の症状でありがちな傾向として、眠れなくなるということがあります。夜中になると、どんどん不安なことが頭の中をぐるぐるめぐり、時には後悔による自責の念が追い打ちをかけてきます。
サウナの効果の一つに、カラダの深部まであたためられることにより、深部体温がゆっくり下がり始めたところが一番睡眠に入りやすくなるのだそうです。その後の睡眠も深く、熟睡することができているという検証がされたのだとか。睡眠導入剤を使わなくても眠りにつくことができる可能性が、サウナには十分にあると考えられます。
うつ病の真っただ中で、サウナに入ることは強くお勧めはしませんが、医師と相談しながら判断してください。また、心臓に疾患のある方には、大前提としてお勧めすることは出来ません。ご了承ください。
うつ症状のある方がサウナに入ると、サウナ室の中では気持ちが明るくなり、会話が弾むようになるといった症例もあるようです。
実はサウナは別の言い方をすると、温冷交代浴とも呼ばれたりします。熱すぎるサウナ室と冷たすぎる水風呂を交互の行うわけですので。この時、どちらにも働いている神経というものがあるそうで、自律神経の交感神経が過剰に働いているのだそうです。
暑いときは何とか汗をかいてカラダを覚ませようとしますが、急にカラダが水風呂で冷やされ、冷たい血液が循環しないように血管は収縮されていきます。激しく交換神経が働いており、刺激が強い状態になっています。
外気浴の時は、双方の激しさが終わり、安堵した状態となって、リラックスの時に発動している、副交感神経が働いた状態になります。この時に「ととのう」という体験をすることができているということなのですが、この入浴法には、自律神経の乱れをリセットする働きもあると言われていたりもします。
暑い夏には冷房が、寒いときには暖房が。この空調という恩恵に甘えすぎた現代人は、自らの自己本能で体温調節することが機能しなくなっており、結果として、疲れが取れないカラダができあがっているというところにも、うつ病発症の起因の一因がある可能性があるのではないかと思っています。
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![ken ken (自称ととのえ隊長)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137413797/profile_b1f75aab6d978e10907748c1785bb79a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)