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バスケットボールに敵はいない。

こんにちは!

けんいちです!

僕は大阪でスクールコーチをしていてほぼ毎日、子どもたち、少年少女と体育館でバスケをする日々を過ごしています。

スクールでは練習だけでなく、練習試合のお誘いや、大会などに出場させていただく機会があります。

そういった試合の中で、対戦チームのことを”敵”と呼ぶ選手がいます。

それについての僕の考えをまとめました!


味方はチームメイト、相手はゲームメイト

先に言っておきましょう。

僕は個人的に”敵”という言葉は嫌いです。笑

”敵”の意味を調べたところ、敵とは「恨みを持って倒すべき相手のこと」であまり良い呼び方ではないと思っています。

それでも子どもたちや選手にとっては深い意味はなく、テレビゲームのような感覚で言っているのかも知れません。

対戦相手のことをそう呼ぶ選手には”敵”ではなく”相手”って言うんやで。と声かけをしています。

味方を”チームメイト”と呼ぶなら対戦相手は”ゲームメイト”です。

同じバスケットボールをプレーする仲間であり、お互いに敬意を払うべき相手であり、試合が出来ることを感謝するべき相手です。

ほんの些細なことなんですが、言葉の意味を知り、言葉の使い方にはこだわっていきたいなと思っています。

本来は対戦相手を敵と呼んでも間違いではないと思います。

言葉を正しく使うというより信念を持ってその言葉を使う。もしくは使わないという選択を出来るようになりたいなと思います。


自分が正しいという主張が”敵”を生む

こうやってnoteで文章やYouTubeで動画で発信をしていると言葉の使い方や間違い、誤字脱字を突っ込まれることが何度もあります。

「正しくは〜だよ。」

「それ間違ってるよ。」とか。

もちろん正しく言葉を使うことは大切なことです。日本語を正しく使えてない自分にも落ち度があるのはよくわかっています。

正しさを主張して間違いを指摘するということは間違いを指摘した人を”敵”として認識していることになります。人類が繰り返してきてる戦争がまさにそうですよね。国によって正しさという主張が全く違うから折り合いがつかず争いが起きる。

立場によって正しさは変わるんです。

バスケットに置き換えても、どのチームに所属するかでも正しさは変わるんです。チームの信念や練習、考え方はチームそれぞれなので正しさが変わるのは当たり前です。

自分たちの正しさを主張して相手の間違いを指摘するために試合をして勝った方が正しいというのなら、日本一になったチーム、世界大会で優勝したチムが一番正しいチームということになる。

自分たちの正しさを主張して、相手の間違いを指摘するために試合をするのではないのは明らかですよね。

だから

「バスケットボールには敵はいない。」






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