謎解き その2
自分の箱庭で起こった物語の解釈 その2
今回はこの手前のリラックマから。
最初俺はこのリラックマを幼少期の俺だ、と認識した。
リラックマの背後にある三つの建物は
・実家
・学校
・母の実家
である。
俺は心理士に言った。
「俺はこうしてるしかなかった。様々なものから目を背けて、安心出来るものにこもっていなければ自分を保てなかった」
この風呂も見方を変えれば「壁」になっている。なぜか声が震え、感情が昂った。
心を閉ざして自分の中の空想にふけり、本を読む事でしか自分を保つことは出来なかったし、そこだけが本当の安らぎだった。
母の実家を想起した事によって一つ思い出した事がある。
母親の母、つまり母方の祖母が子供の頃から好きではなかった。
ここまではスルスルと思い出しもするし、イマジネーションも進む。
しかし三つの家のさらに外側に配置された柵の事となるとさっぱり頭が働かなくなるし、イマジネーションもピタリと止んでしまう。
これか。
この「柵」を掘り下げるのが今回の俺のクエストになるだろう。
ただ、むやみやたらにやると前のように半月以上塞ぎ込むので慎重にやらねばならない。
いいね。
危険水域へのアクセス。
ただ無鉄砲なアホにはもうなりたくないので睡眠を取って心身を安らかにさせて十分にダイブする準備はせねばならない。
なので一旦、柵の中にあるものへの分析は中止する。
次回は川を挟んで向かい合う、女性3人と馬に乗った男性、恐竜の話。