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「行かなきゃいけない場所」

本日カウンセリング。

治療は終わってるしだいぶ「生き易い」のだが自分の認知の偏ってる場所がもはや自分ではわからんので心理学の初学者として自分の認知の不適応的な部分を「見つけ出す」ために通っている。
カウンセリングは治療のためだけにあるんじゃなくて「自分を超える」きっかけが欲しい方も行ったらいいと最近思う。

最初は前回の箱庭をながめて悩んだ結果を話す。
ここに書いてるけど「見えない世界」に開かれるべきだと感じているけどそうできなかった事、それは高校生の頃にばーちゃんが死んでしまったこと、左右の世界は俺の「心的真実」と「現実」が反映されていることなどを話した。

そしてその後「見えない世界」に開かれるべきなのにまだ根底ではそう出来ないこと、それにはやはりユング心理学がオカルティストの論の補強になっている事、だがユング自身はそれらに関して論文は書かなかったが「見えない世界」を許容していたこと、ユング派の臨床家があけすけに「霊性」や「前世」などと言っている事があることにムカついていること。

どうやらそれは俺が「あけすけに語りたいのに出来ない」ことへの苛立ちであること、俺がユング心理学に自分を重ね、同一化している事などが話し合われた。

で、その後箱庭へ。

今回は前回のオブジェを意識して使い「続編」を作る事にした。

まず中央に山を作った。
これは今までなかった展開だ。
その後山の周りに湖を作る。

それから俺は棚に行きたくさんの「前回と続投」のオブジェを抱えきれないくらい持った。

そしてそれを思うがままに置いていく。

まずポスト。
今回は立てておいてその横に「目に見えないカミサマ」の象徴である紙の御守り。

山の頂上には太陽。
その四方に「星空」「市場」「占い師」太陽の背面に「嵐」をのカード置いた。
それそれにビー玉を捧げ物として置く。

その後左上にユング心理学と間主観性の象徴である「壺を頭に置いたインディアン」を置き、最後に山のふもとに俺と「シャーマン」とかつて俺がインナーチャイルドを表すものとしてピカチュウを置いた。

そこで一段落しなんかまだ足したいなーと感じ、山の下の湖に「世界樹」を置き橋と右上のピエロのぬいぐるみを置き、橋のらんかんに猫を座らせた。

そしてインディアンの近くにモヤモヤした有機物みたいなものを置いた。


ここで一旦「完成しました」と宣言し題名を
「行かなきゃいけない場所」とした。

山は俺の聖域であり、神殿であり祭壇。そこには太陽がいる。

居合地蔵(心理士)がアマテラス…と呟いたので
「いや、アマテラスではないですね…アポロン、ヘリオス、ラー、ソール、スーリヤ…サウレ…ワカヒルメ…違うな」

太陽神の名を呟いてみたけどしっくり来ない。

ただその周りの「市場」「占い師」「星空」「嵐」などのカードを見ると女性っぽいものをイメージしているように感じた。

そのあと居合地蔵は右の湖にかかっている橋について「橋に猫がいますね」と触れた。

すると俺は
「この橋を渡りたいのに渡れない」あっち側に行けない…なぜ行けないんだ?
そう!猫が邪魔している、猫はスフィンクスのように謎かけをしてくる、それが解けないから俺はあっちには行けないんです。

と言った。
そして橋の先がなんだか寂しいように感じ、キラキラの3匹のイルカを置いた。
そして
「このイルカは霊体のような実体がないものです、子供の頃の純真な想いとか子供の頃の宝物のような…キラキラしてるものです」

ん。
今俺の無意識ゴーストちゃんが
「それは涙、嬉し涙、子供の頃の想いの結晶」と言ったぞ。

山の麓の男の子と女の子は俺と妻またはシャーマン、ピカチュウも含め「家族」のようだと感じた、

「二人はこの山を登らなきゃいけないんです」

あの神殿、祭壇はいつかいかなければならない、でも一人ではたどり着きたくない場所だと感じた。

今日はいつものように頭が重くなる感じはなく「やりきった!」「風呂に入ったあとのようなリラックス感」と居合地蔵に報告したくなるほどスッキリした。

気分が高揚した。

インディアンの近くのモヤモヤ。
あれだけがちょい気になる。
あれは先述のとおり「ユンギアンなのに見えない世界に対してまだ完全に開かれていない」俺の葛藤。
あ、なんか今見返してて有機物のモヤモヤは「インディアンのゲ●」だと思った。

●ロて。
箱庭にゲ●吐くなて。

このテーマはいつ解決するのかわからないが今回はこんな感じです。

信じる者は救われる。
ただし足元掬われる可能性を常に孕んでいる。
「カミサマ」ってのはそういうもんだ。

臨床心理学は「信じる自分を(自分で)救うことを手伝う学問」だと思っているしそれ故に敬意をはらっている。
スピリチュアルな世界に生きてる人も等しく恩恵を受けられるものだと思っているし、そのような方々の「心的リアリティ」を否定する権利は誰にもない。


またしばらく眺めて謎を解こう。

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