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パン屋さん
久しぶりパン屋さんへ行った
ボクシングをするようになってから
1人で外食をすることが
ほとんど無くなってしまった
ボクシングをやってると
たった1〜2キロ体重が増えるだけで
下半身の負担やスピードのキレや
疲労の溜まり方が違って感じる
体重は増えるのは簡単だけど
減らすのは本当に大変なもので
これだけのカロリーを摂取したら
これだけ動かないといけないのかぁ…
常にそんな思考回路になってしまう
もちろんプロレベル並に
ストイックにやってはいませんが
出来る範囲で出来ることはやりたいと思う
確実に自分の生活に
ボクシングが入ってきてる
✳︎
映画館で映画を観てるとき
無性に焼きたてのパンが食べたくなり
これが終わったらパン屋へ寄って帰ろうと
心の中で決意していた
久しぶりのパン屋さんは
自制心を崩壊する誘惑ばかりで
視覚、嗅覚、空腹感を激しく刺激し
どのパンも輝いて陳列されていた
パンはお腹が空いていても
3つでお腹が膨れてしまう
数あるパンの種類の中から
3つを選ぶのは本当に難しい
どれも美味しそうに見えるからだ
・塩パン
・くるみパン
・明太フランスパン
色々と試行錯誤をするものの
結局、毎回この3つを自然と選んでしまう
変化を加えたいと思っていても
頻繁には行かないパン屋さんでは
つい保守的な選択になってしまう
新たなパンに挑戦する勇気や
たとえ食べきれなくても
何個も買ってしまえるような
破天荒な男らしい精神が
身に付いたらいいなと思ったりする
もしも、4つ食べられる
そんな胃袋や精神を持つことができれば…
そんな事を考えると
4つ目は本当に悩んでしまう
・カレーパンもいい
・クロワッサンもいい
・サンドイッチもいい
・塩パンをもう1個追加するのもいい
たぶん3つを選ぶ時よりも
悩んでしまうと思う
こんなに悩むくらいだったら
定番の3つで買い物を終えるのが
最適解なのかもと思ったりする
そんな事を考えながら
定番の3つのパンを美味しく食べた
久しぶりのパンは幸せを与えてくれ
大満足で、その日を終えられた
✳︎
パンを美味しく食べられる数と同じように
他人と関わる人間関係にも
適切な分量があるのではないかと思う
多すぎても苦労するだろうし
少なすぎても寂しさを伴う
ちょうど良いバランスの
人間関係の分量があるような気がする
自分の人生の人間関係の分量は
かなり少ない方だと思う
少ないどころか
むしろゼロの方が気が楽で
独りでいる方が心地良かったりしている
人間関係における
空腹感を感じられない
そんな自分の性格には
何かが大きく欠落しているんだと思う
常識的な理想ですが
人と関わる楽しさと
独りでいる楽しさを
2つとも楽しめるようになれば
人生は豊かになるだろうなと思う
そんな当たり前の能力がほしい
もしも、この能力が身に付いたら
もう少し社会に順応できるのではないかと
密かに願ったりしてます
でも、その幸せが手に入ったとしたら
何か失ってしまう能力も
多分あるんでしょうね
美味しいパンを食べたら
体重が増量するように
何かを手に入れたら
何かを失ってしまう
人生は面白いものですね
変化を恐れず突き進みたいです
それではまたCiao!
【後記】
・パンにいちばん合う飲み物
「コーヒー」
・パンにいちばん合わない飲み物
「とんこつスープ」
・パンがいちばん美味しく感じられる場所
「晴れた日の公園のベンチ」
・パンがいちばんマズく感じる場所
「裸のおっさんだらけのサウナの中央部」
・枕にしたら、安眠できそうなパン
「ふわふわメロンパン」
・枕にしたら、不眠が続きそうなパン
「熱々てりたまピザトースト」
「縦フランスパン」