わたしもあんな風に、無邪気に感想が言えたらな
今日は美味しいランチを食べた。
美味しいランチと聞くと誰といっしょに?
おしゃれなランチに行ったの?
と聞かれそうだけど、ひとりで行った
最近ひとりでの食事も増えて、
ひとりだと作る気なんてなくて
ほんとうに冷蔵庫の残りもの、みたいなものを食べていた。
その反動なのか、
「今日は美味しいお昼ご飯が食べたい!」と強く思った
近くで美味しいランチがないか探した
車で15分くらいのイタリアンが美味しそう
前から知ってはいたけど、
入ったことのないお店
少し迷ったけど、えいやっと入って行った
落ち着いた店内で、そのお店の雰囲気というのがあった。
定員さん「お一人ですか?」
店長らしき人に「お一人いいですか?」と確認をして案内された
もしかして、
あんまりひとりで来る所じゃなかったのかも?
ちょっと不安になりつつ、案内された席に着いた
メニューだけ見ても美味しそうな感じがする。
せっかく来たのだからと、前菜からドリンクまで付いたメニューを頼んだ
とりあえず携帯を見て気を紛らわす。
確かにひとりなのはわたしだけ、
みんな前にいる相手と話している
前菜が運ばれて来た
ワンプレートに6〜7種類のおかずが並んでいた
どれもどれも美味しくて、見た目にも気持ちが上がった
次は自家製のパン
焼き立てでちぎるのが無理なくらい、バターを付けただけで十分おいしくて、ほとんどを勢いで食べてしまった
次にスープ
かぼちゃのあっさりしたスープ
上に泡立てた白い泡がのって、なかなかお目にかかれない感じのスープ
メインは
北海道鮭とキノコのクリームパスタ
セットプラス200円だったので迷ったけど、美味しいランチが今日の目標だったので、
すごく濃厚で美味しくてとまらなくて、ソースまでスプーンですくって食べた
「おいしすぎる」
さすがに口には出さなかったけど、きっとそんな顔で食べていたと思う
その頃には
ひとりで来たこと、とっても良かったと思った。
そう思っていたら
食後のアイスティーを持ってきてくれた店員さんが
「ゆっくりしていって下さいね」
と声をかけてくれたので
なんだかほんとうにゆっくりした気分になった。
前で食事していた、
2歳くらいの女の子が「おいしかったー」と行ってお母さんとお店を出て行った。
わたしもあんな風に
無邪気に感想が言えたらなぁ
「ごちそうさまでした」
精いっぱいの笑顔でお礼を伝えてお店を出た。
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