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「素敵」をこの場所でつないでいけたら。

いま、褻monoが実店舗を構えている場所。
実は以前はパン屋さんが営業を行っている場所でした。

2024年5月にぬるっとオープンしたうつわ屋

ご近所の方とお話をすると
「この場所、前はパン屋でね~」と高確率で話題にあがります。
そのたびに「地元の方々から愛されていたお店だったんだなぁ」と
感じるのです。

今この場所になくても、皆さんがそのお店を覚えてる。
それって素敵なことだし、すごいことだよね、と
日々うつわ屋を営業しながらそう感じています。

そのお店の名前は「ハルパン」さん。
現在は埼玉県の狭山市にて県産小麦を使用した自家製パンと
ドリンクメニューなどが楽しめる「ハルパンカフェ」を、
日高市にてパンの販売を行う「Harupan Space(ハルパンスペース)」を営業されています。

ハルパンカフェさんの入口。
手づくりのお料理もドリンクメニューもおいしい、落ち着ける素敵空間です。
ヨガや英会話、ワークショップなどのイベントも開催されています。

ハルパンカフェさんのInstagramはこちらから
↓ 

今、私たち夫婦が暮らしながらお店を営業しているこの場所は、
同じようにハルパンさんが住まわれて営業をしていた場所なのです。

物件契約の頃にそのことを知り、
「これは挨拶に行かねば…!」とドキドキしながら
ハルパンカフェさんに夫婦でお伺いしました。

突然訪ねてきた怪しい二人組にも関わらず、
ハルパンの店主さんは温かく歓迎してくださり、
当時のお店での思い出を聞かせてくださいました。

初めてお話ししただけも、
思わずファンになってしまうようなお人柄。
「そりゃご近所さんに愛されますわ…!」
と思えるくらいに素敵な方でした。

褻monoの実店舗をOPENして、
直接足を運んで頂けたときもすごく嬉しかったなぁ。

身に余るくらいの素敵なご縁を頂けて、
いまこうして褻monoを営業することができています。

パン屋とうつわ屋、お店の性質は違えども、
この場所に流れていた素敵で温かな空気感を
受け継いでいけたらいいな、受け継いでいけるようにならなきゃな。
そんなことを考えながら、まだまだ未熟なうつわ屋は日々営業しています。

ハルパンさんと褻monoのフライヤー。褻mono店内に置いています。



【余談】
2019年。
褻monoはオンラインショップを始めたばかりで、
実店舗のじの字も考えていなかった頃の話。

とある日私たち夫婦は狭山市駅に用事で出かけていました。
駅前ではパンマルシェが開催されており、
たまたま立ち寄っただけでしたが
賑やかな雰囲気に吸い寄せられるように私たちも会場へ。

個性豊かなパン屋さんがずらりと並ぶ中、
どのお店にしようかうろうろと迷ったあげく、
あるお店のパンを購入しました。

それが当時マルシェに
ご出店されていたハルパンさんでした。
なんちゅう偶然とご縁。
まったくもって感謝しかないのであります。

2019年当時の写真。おいしそうなパン買えたのが嬉しくて袋の中を撮影したヤツ。
一番手前のしいたけパンは今もハルパンさんで販売されている大人気メニューです。
しいたけがジューシーのなんのって!


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