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けもの道 02[2017春]

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狩猟専門誌『けもの道』の2017春号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「春からはじめるエアライフル」。実践的知識や実際の狩猟レポートなど貴重な記事をお楽し…
『けもの道 2017春』のnote版有料記事4〜5本以上お読みになる場合は本マガジンをご購入いただ…
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#狩猟

進め、ヌートリア道! 〜 実録エアライフル猟

“四つ足動物” ヌートリア猟のすすめ狩猟でいう “四つ足動物” と言えば、四足歩行する猪、鹿または熊というのが一般的だが、経験の浅い初心者猟師にはなかなか射獲のチャンスに恵まれない。仮に獲れたとしても、その個体の大きさから、回収には多大な労力が必要で、その後の剥皮や解体スペースを自宅に持ち合わせている猟師も少ない。 しかし、もっと小さく、労力が掛からずに狩猟ができる四つ足動物がヌートリアだ。 文・写真|佐茂規彦 ヌートアとは? ヌートリアによる生態系に関わる被害 …

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狩猟期までに覚えておきたいエアライフル7つのこと

初狩猟期に戸惑わないための7つの準備この春、狩猟用エアライフルを取得された皆様、おめでとう御座います。 狩猟用エアライフルを取得されたということは、当然、秋から始まる狩猟期(北海道は10月15日から、本州以南では11月15日から)において鳥類または小動物などの捕獲を狙っておられることと思います。 そこで、狩猟期までに覚えておいていただきたい大事なことを少し……。 【その1】最も基本的なことひょっとして初心者講習に合格し、無事に狩猟用エアライフルを取得できればそれで狩猟が

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エアライフル猟の魅力とは 〜 ちょっと出勤前に獲物を!?

「ちょっと出勤前に、獲物とって来る♪」そんなハンターライクな生活が誰でも可能!? 気軽に出猟&獲物をゲットできるエアライフル猟。今回、「山梨の鉄砲オヤジ」ことヒーローズインクの米山博さんに、エアライフル猟の魅力を教えていただきました。さあ、エアライフル担いで、目指せ里山! 文・写真|佐茂規彦 エアライフル猟の魅力装薬銃がハーレーなら、エアライフルは原付バイク 「エアライフル猟は、一言で言えば、他の装薬銃の猟と比べて『手軽』ということですよ」と、カウンター越しに笑顔満面

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大物猟師の知らない世界 〜 アメリカンビーグルとウサギ猟

はじめに猪・鹿・熊猟に並ぶ、狩猟犬を使った獣猟。 それがウサギ猟だ。 古くから日本にはウサギが生息しており、同時にウサギを狩る術が伝承されて来たはずだが、現代猟師のうち何割の人がウサギ猟を目の当たりにしたことがあるだろうか? 今回は最強寒波が到来する中、大物猟師にとって神秘のベールに包まれたウサギ猟に密着した。 文・写真|佐茂規彦 ※記事中の「ウサギ」はすべて狩猟獣の「ノウサギ」を表しています。また、猟場保全の目的から取材先の地名・人物名・犬名は公表いたしておりま

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ハンターのためのマダニ媒介感染症講座

はじめにこれを読まれる多くの方は、マダニに咬まれた経験があるのかも知れません。 「特に何もなかったよ」とおっしゃると思いますが、これを読んだ後は「生きていて良かった」と思うかも知れません。 何故なら、致死率25%の病原体を保有するマダニが皆様の周辺にいる可能性があるからです。 また、飼い犬や猟犬がマダニを運んで来る可能性もあります。マダニ対策の重要性をご理解ください。 著者|前田健 山口大学共同獣医学部大学院 連合獣医学研究科中高温微生物研究センター ↓本稿とあわ

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僕のくくりわな的思考回路

文|千松信也 昨秋の狩りはキノコから去年の秋は例年に無いくらいの雨続きだった。普段なら、日本海に素潜りに行ってイシダイやキジハタを突き、川を下るモクズガニを狙う秋。猟期の直前まで、震えながら11月の川に入って、落ち鮎を巻き網で捕るというのが定番だ。しかし、昨秋はあまりの雨でほとんど海にも川にも行けなかった。 〈こんだけ雨が降ったらキノコはようけ出てるんちゃうかあ〉 猟欲が満たされず、欲求不満だった僕は、仕方なく去年の秋はひたすら山に入った。 僕はキノコに関しては全然

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【当世猪犬見聞録】紀州系猪犬に情熱を持った狩猟師

大山良人(仮名) 〜 紀州系猪犬に情熱を持った狩猟師猪猟を全国的に見ても九州は別格であろう。 昔から九州全域で猪が多く生息していたこともあり、古くから猪猟が盛んであったが、特に九州山地の辺境では猪猟を生業とする猟師も多く、それに伴う儀式・祭礼も文化として現代まで伝承された地域もあり(宮崎県椎葉村など)、当然古くから優秀な猪犬(和犬)が存在したことが考えられる。 しかし現在、九州が原産の和犬(純度が高い日本犬)は存在しない。 全国的には古くから大物猟が盛んな地方にはロー

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狩猟における止め場の対処 〜 咬み止め編

この号が発刊される頃は、春爛漫の日々の中、過ぎ去った猟期を振り返りつつ、次の猟期へ向け犬の仕込みや犬づくりに余念がない方々が多いことだと思います。 また、各地で猪犬競技会や訓練会がたけなわである時期でもあります。そして、猟期が終わったのも束の間、有害捕獲や管理捕獲などで相変わらず山入りの日々を続けている方もいることでしょう。 ここ最近、狩猟というものが少しだけ脚光を浴びるようになり、狩猟免許を取得する若者が微増し、その中にはすぐに「プロハンター」を名乗る人、自らのことを憚

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狩猟未経験者に、リアルな狩猟の世界を

岐阜県を中心に狩猟ツアーなどを開催している猪鹿庁合同会社(安田大介代表・岐阜県郡上市)が、狩猟の世界に新たな人材を呼び込もうと企画した「ハンター倍増計画」の第二弾。 インターネットが発達し、好きな情報が手に入れられる現在も、やはり敷居の高い「狩猟」と「猟友会」の世界。これらを同時に体験できるという、狩猟未経験者には垂涎のイベントだ。若手プロハンターの瀬戸祐介さんの指導の下、リアルな狩猟の世界を垣間見た非狩猟者(=参加者)たちの心境の変化やいかに!? 写真・文|佐茂規彦 取

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【第2回】俺たちの狩猟塾 実践!見切り猟 〜 積雪は猪狩りの強〜い味方!

真冬の狩猟塾今回の狩猟塾は、積雪厳しい真冬に敢行。 雪や雨が降っている間、猪はどこか安全な場所で空腹に耐えながら天候の回復をじっと待っており、それらが止んだとき、エサを求めて一斉に動き出すと言われている。 そのときに出来る真新しい痕を探すことが見切り猟のセオリーである。だがしかし、雪が止んだとはいえ厳冬期の積雪地帯は、ヒト(=少なくとも私自身)が歩くには厳しい環境だ。残り少ない猟期……。悪天候……。私が取材日の調整に頭を悩ませていたとき、天気予報を注視していた塾長(塾)か

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[第2話]職業? 猟師です。 - 原案・ちえぞう|協力・吉井あゆみ|作画・里見紀

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食べよう! レッツ獣肉! ヌートリアとノウサギ料理編

なぜ狩猟をするのか? 獲物を美味しく食べることが、その答えのひとつ『けもの道』の取材で獲得したヌートリアおよびノウサギは、持ち帰って実食した。イノシシはもちろん、ヒヨドリもキジバトも、美味しくいただいた。 獲った獲物を美味しくいただいてこそ、狩猟活動は完結するといっても過言ではない。 お洒落なジビエ料理である必要はない。キレイに持って帰って、ただ食べる。ただし、美味しく食べる。それが狩猟をする目的の1つであり、獲得した動物に対する最大の供養になる。 今回は料理人の手に

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有害鳥獣対策の新たな方程式 〜 温泉 ✕ ジビエ ✕ ドローン + 有害鳥獣対策 = !?

ドローンで町おこし!?徳島県の山間に位置する人口9,000人ほどの町、那賀町。2015年4月からこの町が全国的に注目を浴びているキーワードがある。それが「ドローン」(マルチコプター)だ。 ドローンは近年、小型化・高性能化とともに汎用性が向上し、民間用途も空撮以外の分野へと広がりを見せている。那賀町もドローンの活用に注目した一例だが、そのコンセプトは「温泉✕ジビエ✕ドローン」という世にも奇妙な組合せだった。 文・写真|佐茂規彦 地域おこし協力隊員がもたらした新方程式 那

さよなら エゾシカフェ

東京の三軒茶屋に店を構えていた「エゾシカフェ」が2016年9月をもって、約6年の歴史に幕を降ろした。 週1日のオープンでありながら、ジビエ料理店のパイオニア的な存在であり、なかなか予約の取れない人気店だった。 そしてジビエブームが到来した今、閉店する理由とは? 「エゾシカフェ」オーナーシェフの石崎英治さんにインタビューを試みた。 取材|2016年9月 写真・文|安藤 “アン” 誠起 当時必要だったのは鹿肉を食感できる “ハコ” だった――そもそも、この「エゾシカフェ