後悔せず生きていくために必要なマインド
「後悔しない生き方 人生をより豊かで有意義なもにする３０の方法」
マーク・マチニック・著 弓場 隆・訳
を読んで印象に残った箇所や今の私に刺さったことなどを書いていきます。
具体例と共に分かりやすく書かれていて、読みやすい１冊でしたので気になる方はご一読ください。
できない理由よりできる方法を探す
人は何かいつもと違う事をしようとすると、できない理由をアレコレ考える脳になっています。
狩猟民族だったころの生存本能が働いて「現状を変えるな！」という指令が強く出るからなんですよね。
でも、いつもそのできない理由に縛られていると、人生本当に何もせず終わっちゃうなと思っています。
それぞれの価値観なので、１度きりの人生だからこそのんびり生きたいという人がいれば、それは全然良いと思います。
でももしあなたが、何か「やってみたい」「行ってみたい」と思うことがあってできていないのなら、できない理由を探すのではなくて、「実現する方法はないか」を考えてみてください。
私の場合、「子どもたちと生きたい場所がたくさんあるけど、連れて行くの大変だし、お金かかるし、疲れそう」とできない理由や、やらない理由を探して無理だと決めつけていたことに気が付きました。
そこで、行きたい場所ややりたいことをまずリストアップして、ゲームのように１つずつ攻略していく方法を考えていくことにしました。
あなたももし「やってみたい」「行ってみたい」と思うことがあれば、「じゃぁ、どうやったらできるかな」を考えてみてください。
自分の運命に対して絶対に後悔しない
自分が持ってうまれた容姿や特技、環境を悲観してしまうことってありますよね。
そんな時に効く言葉が「だからこそ」だと思っています。
この本にある、「他人と比べて不利だと思う事、それを機会に変えるにはどうしたら良いのか、逆境を機会に変えていく。」
そんな考え方ができる言葉だからです。
私はいくつものアルバイトやSE、保育士として働いてみて、「会社でみんなと同じように働くのが苦しい」と感じ、自分を社会不適合者だと思っていた時期がありました。
でも今では、そんな私「だからこそ」コーチングに出会い、起業という道を選ぶことができました。
自分のもって生まれた運命に後悔して生きるのではなく、ポジティブな側面をとらえていくことで新たな道が見えてきます。
とにかく打席に立て
コーチングをしていて感じるのは、自分の頭の中だけでグルグルモヤモヤ考えて答えをだせず、行動にもうつせずに負のループに陥っている人が多いなということです。
そういう私もその典型パターンでした。
ずっとグルグル考えて眠れない、行動できないから結果が出ない。そんな自分を否定してさらに落ち込む…
でも、勇気をだして行動できるようになってから、長い期間悩むことがなくなりました。
今そういった状態になってしまっている人に伝えたいのは、「悩みは行動することでしか解決されない」という事です。
とにかく行動する、打席に立ってみないと何も見えてこないんですよね。
「悩む」と「考える」は違っていて、「悩む」は出口のない頭の中の迷路をさまよっている状態です。
１人で悩んでいて答えが出ないなら、自分の頭の中には選択肢が無いということなんです。
だから、まず人に会ったり聞いたり、調べたり、学んで外から新しい選択肢を得ることが出口を見つける最短の方法です。
悩みから抜け出せないときは、人の力をどんどん借りていきましょう！
本書には、
「失敗のリスクを避けるのではなく、成功する可能性に賭ける習慣を身につける」
「最終的に後悔しないかどうかは、自分を心から信じ、自分を徹底的に試せるかどうかにかかっている。」
ともあります。
打席に立って失敗することと打席にも立たないでずっと悩んでいるのどっちが良いかなと自分に聞いてみてくださいね。
自分にもやり直しの機会を与えてあげよう
他人が間違いを犯したとき、やり直させてあげたり、許した経験はきっとだれにでもあるはずです。
なのに、「自分を許す」ことってとても難しいですよね。
「失敗してはいけない」
「迷惑をかけてはいけない」
「間違ってはいけない」
といった完璧であるべきという思考のクセを持っている場合は特にハードルが高いと思います。
打席に立つ勇気がでない、行動にうつせないと思っている方はまず、この自分を許すことから練習するのが効果的です。
「失敗しても大丈夫だよ。」
「いつでもまたやり直せるよ。」
と自分に優しく接してあげることで、前に進む勇気も湧いてくるはずです。
やりたいことがない、行動できないという時は、まず自分を大切にしてあげてください。
心の土台が整うことで、その先の未来も見えてきますよ♪
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