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リーダーの学びも興味があることからはじめ、少しずつでも活かすこと

6月11日(火)に『リーダーは日本史に学べ』(ダイヤモンド社)を出版いたしますが、出版までに本書で取り上げている歴史上の人物について、なぜ取り上げたのかを簡単にご紹介しています。
 
第18回目は、徳川吉宗(1684年~1751年)です。ずいぶん昔ですが、「暴れん坊将軍」という時代劇で松平健さんが好演していました。徳川幕府8代将軍として「享保の改革」を進め、幕府財政を立て直した名将軍とされています。また、禁書としていたヨーロッパの書籍を一部解禁としたことは、後に蘭学(西洋の学問)の流行につながり、日本の近代化に果たした役割も大きいです。
 
私が本書で徳川吉宗を取り上げた理由は、吉宗自身の西洋からの学びを通して、リーダーの学びも無理なく興味があることからはじめ、少しずつでも活かすことの大事さを伝えたかったからです。
 
現代に生きていても、これだけ変化が激しく、かつ情報社会のなかにいると、多くのこと学ばないといけない強迫観念におそわれることもあるでしょう。しかし、人間である以上、なじみがないものは頭に入りにくく、イメージしにくいものです。まずは無理なく、興味をもてること、イメージができることから学ぶことも一つの進め方です。そこから学ぶことを徐々に広げていくのです。
そのうえで、小さなことからでもよいので、学んだことを仕事などで実際に活かすことが大事です。学んだことでよいアウトプットが生まれると、もっと学ぼうとします。
 
本書では、徳川吉宗の西洋からの学びを紹介しながら、上記のことについて考えてみました。詳細については、本書の「興味があることから初めて、少しずつでも活かしてみよ 徳川吉宗」をぜひお読みください。

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徳川吉宗

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