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凹凸さんの旅

 一泊二日で、子どもたちと旅に出た。
大阪、ユニバーサル。

楽しいだけでは終わらない。
準備のときから、困難さはある。

自分の服を何を用意していいかわからない、上の子。
そもそも、準備しようとしない下の子。
最近、二人の凹凸と向き合ってなかったと猛烈に反省する。

 ユニバに着いて、物がわからなくなるのは、当たり前で。
ホテルを出たあとに、忘れ物に気づく上の子。
部屋に忘れ物がないか、確認したはずだったけど、ベットの横に落ちていたカチューシャには気づかなかった。
スーツケースに必要なものをいれてしまって、取り出すためにロビーでスーツケースを開けようとしたり、、
やっぱり、上の子にはスーツケースは無理そうだ。
高校の修学旅行も、スポーツバックで行った。

 そんな上の子にイライラしてしまって、怒ってしまった。
わかっていても、イライラしてしまう。
準備の段階から、いろんなことを想定して、段取りしていたはずだったけど、
まだまだ、足りなかった。
旅をする経験が少ないっていうのもあるんだろうな。

上の子は、 アトラクションはほとんど、乗ることができない。刺激に弱く、聴覚過敏もあるからだ。でも事前に「これなら大丈夫だろう」と思うものを調べていた。
持ち物を上手く用意できなくても、自己認知をして、自分に向き合うことができて、事前準備はバッチリだった。

 下の子は、「こうしたい」と思ったら、衝動は抑えられず、一人で行動しようとする。スマホがなかったら、大変な事になっている。
スマホの充電がきれないように、モバイルバッテリーは必需品。
その一方で、はじめての場所なのに、
空間認知はすごい。
よく、場所がわかるなぁって感心する。
 
 多動で、動き過ぎて足はつかれているけれど、本人は満足そう。
お土産も衝動買い。お小遣いはほとんど使いきってしまった。
買いたい気持ちを上手くコントロールできないんだ。


 不注意と衝動と多動

旅が終わって振り返ってみると、冷静に受け止められる3つの言葉。

一緒にいると、見えてくる。
子どもたちの困難さ。

だけど、その一方で、成長した部分と、できることが見えてきた旅だった。

 旅を終えてわかったことは、
「自己認知」がいかに大切か、、っていうこと。

 それは、本人だけではできない。
まわりの理解と協力と、そして観察して見守ること。

 まだまだ、母は2人を観察していこう。
それも、また、楽しいんだけどね。




 


 

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