マレー半島陸路縦断〜関空からシンガポール到着
1月14日(火)。
関空から約7時間飛行。シンガポールのチャンギ国際空港に到着。日本との時差はマイナス1時間。午前1:00着。空港のレストランや土産物屋もほぼ閉まっており、朝になるまで仮眠したり、両替したり、シンガポールのガイドブックで行く所を決めたり、次の入国先、マレーシアへオンライン入国カードを申請したり。これをしておかないと、明日スムーズに国境越えられない。スマホでたくさんやることがあった。数時間後、無事に申請がおりたというメールが返ってきた。一安心。
午前7時、寝ぼけまなこのまま、バックパックを背負ってメトロ(MRT)の駅に向かった。まずは、国境を越える手段を確保しなければと、事前に調べた「国際タクシー」乗り場を下見しておこうと、アラブストリート近くにあるブギスという駅まで。
国際タクシー乗り場でたむろしているタクシー運転手さん達から情報収集してみる。明日の早朝、マレーシアに入国したいんだが、4時くらいに来てもタクシーいるかどうか、予約した方がいいか、ドロップインでよいか。すると、「何時でもタクシーは動いているが、今予約するなら60💲、ドロップインで誰かと相乗りできればその分安く乗れる。どっちでもいいが入国カード申請だけは忘れるなよ」、とインド系のおじさんに教えてもらった。
国際タクシーとは、普通のタクシーと違って、タクシーのまま入国審査ができ、マレーシアの国境の街ジョホールバルまで走ってくれるらしい。運転手もパスポートを常備してる。
一方、普通のタクシーなら、シンガポール側の国境、ウッドランズ駅までとなる。そこからは国境を行き来するバスに乗り換え、マレーシアに入国することができるということだった。
滞在先のホテルの場所を考えると、国際タクシー乗り場までどっちみちタクシーを使わないと行けないし、それならホテルから普通のタクシーでウッドランズ駅まで行き、自力でバスに乗って入国した方が早いなと思った。よし、それでいこう!決まり!
決まったところでお腹が空いてきて、アラブストリートで朝ごはんをいただくことにした。ここはモスクがあったり、インド系のお店が多い。ガイドブックで見つけた、「シンガポール・ザムザム」というイスラム料理店に入ってみた。
ザムザムさんは1908年創業の大老舗。名物のムルタバは、クレープのような生地にメインの具材と玉ねぎ、卵を包んで焼き上げた南インド料理らしい。早速、チキンのムルタバと、「テ・タリ」というアイスチャイを頼んでみた。
店内はご夫婦や年配のおじいさん、子供づれファミリーと、地元の常連さんぽい人ばかりだった。女性は全員ヒジャブを纏っている。しかしみんな朝からハイカラなもの食べてるよね。
その後、まだ時間が早すぎでどこも閉まっていたけど、せっかくなのでアラブストリートを散策。アートな壁画や、アラブ特有の繊細なタイル模様、きれいだなーと眺めながら、立ち止まっては写真を撮った。夜時間があれば来てみたいな。
今回の旅行は、初めての場所(国)を訪れる、初めての料理を食べる、初めての歩き方(陸路で国境越え)をする。この3つをテーマに掲げてみた。2、3日で達成できそうだが(笑)。
To be continued.....