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日本在住のオーストラリアバスケットボールファンです。オーストラリアバスケ男子代表を中心に、NBLやNBAについていろいろ書くつもりです。そうじゃないことも書くかもしれないです。Matthew Dellavedova選手を追いかけてます。
最近の記事
【週刊少年ブーマーズ第3話】Five takeaways from Lille Part.1 Australia vs Spain
1.はじめにまずは簡単に試合を振り返りたい。スタッツはFIBAの公式サイトから引用した。Fast break pointsやPoints off turnoversで上回ったように、チームのテーマであった堅いディフェンスとトランジションオフェンスをしっかり遂行できた印象だ。さらにPoints in the paintでも大きく上回り、これはBoomersのセンター、Jock Landale(ジョック・ランデール)の活躍によるところが大きいだろう。PnRからのダンクだけでなく、
【週刊少年ブーマーズ第2話】Boomersが選んだ道は正しかったのか?~PattyとGiddeyの共存と、パリ五輪オーストラリアバスケ男子代表の理念について考える~
1.はじめに いくつかの苦渋の決断もあった中、攻守においてバランスのとれた(と思われる)ロスター構成となったバスケットボールオーストラリア男子代表、通称Boomers。その選考過程については前回の第1話で詳しく書いているのでぜひ読んでもらいたい。 そして7月末のパリ五輪本番を前に、アメリカ、セルビア、プエルトリコ、フランスといった強豪国との親善試合が設けられた。7月頭にメルボルンで開催された中国とのエキシビションマッチは、12名のロスターも確定しておらず、「選考のための
【週刊少年ブーマーズ第1話】ベストチームになるために、ベストメンバーを選ばなかったBoomers~パリ五輪オーストラリアバスケ男子代表の選考結果について真剣に考える~
1.はじめに バスケットボールオーストラリア男子代表、通称Boomersのパリ五輪に向けた最終ロスタ―12名が、7/5(金)の朝決定された。 昨年のワールドカップで10位に終わった失意の中、大会後にHCを務めたBrian Goorjian (ブライアン・ゴージャン)は、このチームの課題が①シューティング、②ディフェンスにおけるボールプレッシャー、③サイズとリバウンド、この3点にあったと述べ、ビッグマンと何人かのシューターが必要だと明言した。そして迎えるパリ五輪、この課題