見出し画像

CureApp×Goodpatchヘルスケア勉強会をはじめました

CureApp×Goodpatch

こんにちは、株式会社CureAppでデザイナーをしています、精神科医師の小林です。とても興味深い試みを始めたのでご紹介します。

治療アプリで新しい医療に貢献するCureAppと、デザインカンパニーであるGoodpatchが協働し、2023年3月より合同勉強会を開始しました。

健康、医療、デザインというテーマを軸にお互いの知見を共有し、議論を重ね、ただ知識を増やすだけでなく組織間の文化交流や非言語的なコミュニケーションも含めた刺激的な勉強会となっています。

これまでに2回実施しており、Goodpatchがファシリテートした第1回のレポートをCureApp(私)が作成し、CureAppがファシリテートした第2回のレポートをGoodpatchが作成しています。

#1「インクルーシブデザインとアクセシビリティ」

記念すべき第一回は医療とも関連の深いインクルーシブデザインとアクセシビリティについて学びました。
ただ理想への目標を共有するだけでなく、自分たちにはない不自由さを知ることの難しさや、コスト面を含めたアクセシビリティ実装の難しさなど、現実的な観点からも議論しています。

#2「健康のための行動変容デザイン」

第2回は健康のための行動について、ENGAGED(Amy Bucher, 2020)で語られている行動変容デザインの理論を紹介し、なぜ努力は長続きしないのか?行動を持続させるためにはどうすればいいのか?を議論しました。

どちらもなかなか濃い内容でしっかり読み応えがあります。デザイナーだけでなく、医療や健康に興味のある方はぜひご一読ください。

なれそめとこれから

最初のきっかけは私のこのnoteをGoodpatchの方が読んでいただいて、Twitterで声をかけてくれたのがはじまりでした。noteもTwitterもやっててよかったなと思います。

Goodpatchはデザインに関わるものとしてリスペクトをしてやまない存在であり、発信しているデザインナレッジの質も群を抜いています。そうした方々と共に学べることはまたとない光栄な機会であり、CureAppがこれまで培ったナレッジを世の中と共有するきっかけにもなっています。

まずは長く親密な関係を維持しながら、クローズな勉強会だけでなく対外的なイベントもしていく予定です。
とりあえず面白ければやっていけると信じているので、中の人にとっても外の人にとっても面白いことを大切に続けてまいります。

最後に宣伝。
本勉強会にはデザイナーだけでなく、社内のさまざまな職種の方が参加しました。部署や業種の垣根を超えて互いの知見を交換しあえる文化がCureAppにはあります。
興味をもたれた方はぜひお気軽にご相談ください!

いいなと思ったら応援しよう!