見出し画像

優先、されぬ。

物事の優先順位がつけられないと、色んな場面で困ることがある。
特に仕事に馴れて来た頃(入社3ヶ月位)に、職場の先輩の当たりがきつくなって、「臨機応変に」とか「それは後ですればいいから、ほっといて!」とか
必ず言われる。
要領の悪さと、職場の人間関係の緊張もあって、こちらとしてはそれどころではない。
HSPならではのあるあると思う感受性の強さで、先輩の仕事の邪魔にならないよう、余計な気も使ってしまう。本当に疲れる気質である。

で、題の優先順位のことであるが、「最近の私」の優先順位なのである。

以前の記事で書いた、私の恋愛相談にのってくれるおじさんのことで、近々おじさんと会う予定をしていた。おじさんとは住む地域が離れていて、新幹線で2時間半くらいの距離である。

お互い電話で満足しているので、わざに会う理由もなかったのだが、私が例の別れた彼とのことで、鬱っぽくなっていた時期に心配して、「私の住む地域まで行くよ」と言ってくれたのである。
私は依存体質なので、優しいおじさんに依存して、電話でたくさん支えてもらった。おじさんとは、性格がお互いよく似ていて、毎回3時間を超える通話をしていて、おじさんの彼女も嫉妬してくるほどだった(私はおじさんに恋愛していない)。

おじさんも実は彼女とのことで悩みがあった。私と同じで、別れた彼女に未練があったのだ。そして付き合ったり、別れたりを繰り返している。
それで今回、彼女とヨリを戻したらしく(多分)、おじさんとの予定がなくなってしまった。

仕方ないのだが、甘えてしまっていた分、期待して楽しい想像していた分、辛いのである。
以前実は私がドタキャンしたこともあるので(当時はおじさんから恋愛感情を持たれて怖かった)、お互いさまなのであるが、恋愛関係でないと、やはり優先されないのだ(おじさんの性的事情も考えると、無理にとも言えない)。

私の実家の家族は皆優しい。優しすぎるから、実家にいた頃は優先されるのが当たり前だった(親子であるし)。
別れた彼もわかりやすく、最初は私を最上級に愛して優先してくれたのだが、長続きしなかった。
別れたこと、未練があることを友人やおじさんに相談すると、自分を大切に、自分に優しくして、と言われる。

私が優先されない理由は、私が私を優先できていないからかもしれない。
もう誰かに期待できない、したくない。夢もみない。
恋愛から学ぶことは多い。だけどできれば、楽しく遊びながらそうなりたいものだ。


※写真は最近行った猫の街😺の眺めである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?