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台湾という名のくすり①
私は初めての海外旅行に台湾へ行ってきた。
国内ではあちこち行ったが、海外は何かと物入りなので、奨学金の返済が終わったと思ったら一人暮らしを始めたので、金銭的な理由で行けてなくて、
計画だけ立てては先延ばししていた。
この度1つの仕事を辞めたので、行けそうな時間と有給消化ができたので、思い切って行ってみた。
飛行機は昔修学旅行で乗ったきりで、恐恐だったが、雲の上の景色の美しさに、ちょっと感傷的な気分にもなった。
台湾空港に到着すると、空の上の天気とは違ってどんより。雨の多い台湾らしく、冬なのに湿気もすごかった。
日本の地方空港の出国審査はスムーズに行ったが、台湾の桃園空港はバカでかくて、日本みたいに親切な案内もでていないし、言葉もわからない。
日本とは違って厳し目の審査官に入国カードを突き返され、同じく突き返され困っているミャンマー人のおじさん達と一緒に、記入台でなんとか書き終えた。
翻訳機を使ってやっと記入する。
(事前にオンライン申請も出来たが、これも英語が分からなくて途中挫折していた)
もうこの時点で初海外の私は疲労困憊だった。
ホテルのチェックインの時間も過ぎていた。
そこから台湾鉄道に乗って台北へ向かう。
台北駅の出口にやっとたどり着き(台北駅もバカ広い)、高層ビルと高速道路の高架下で、あまりの街の大きさに立ち止まって、どちらに行けばいいのか分からずあ然としてしまった。
勝手に田舎の駅のイメージを持っていたが、台北がこんなに大きいとは。
1日目は飛行機の時間的に、予定通り行くだけで終わってしまうが、ホテル周辺で夜の台北の雰囲気を楽しんだ。
私はゲストハウスが好きで、今回も安い相部屋のゲストハウスに泊まったが、スタッフのあたたかい出迎えにホッとした台湾1日目だった。
※写真は台湾行きのLCCタイガーエア。
美しい雪原の様な風景に感動した。