毛細血管若返りで、頭痛にサヨナラ
押忍!健康道場です!
節約自重トレ第四回目は少し趣向を変えて、頭痛に効く運動です。
私の周囲には、日常生活に支障が出るほど頭痛で苦しんでいる方がとても多くおられます。世間的にも需要があるのではと思い、ご紹介させていただきたいと思いました。
現代人に多くかかる精神的ストレス、デスクワークの連続や長時間のパソコン使用などで、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが「緊張型頭痛」です。
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張し、毛細血管の血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあるようです。
まずは普段から姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにすることを忘れないようにしてください。
腹式呼吸を忘れずに
プラス今から紹介する、イスの上でできるトレーニングを気づいた時に行うようにしてください。では初めていきます。
ひとつ目の運動です。大きく息を吸いながら両肩を上げていき、限界まで吸い込んだら、一気に脱力してストンと落としてください。
そして限界まで息を吐き切ったら、再度吸い込みながら両肩を上げる、ということを何度か繰り返してください。
呼吸の際は腹式で、吸う時にお腹をふくらませ、吐く時はへこませることを意識してください。
ふたつ目の運動です。左手のひらで右側頭部をつかんで、右肩の力を抜いて左側へゆっくりと首を倒します。
首筋が伸びていることを感じられていればオッケーです。
反対も同様に、右手のひらで左側頭部をつかんで、右側へゆっくり倒していきます。
これは両首筋のストレッチで、血行を促し肩こり改善に効きます。
こちらのワンランク上の運動も紹介しておきましょう。
首の筋肉を鍛えながらストレッチ
左側に首を倒して戻す際、戻す力を右首筋に込めてください。それを左手のひらで戻させないように止めます。
左右とも同様に何度か繰り返すと、首の筋肉を鍛えながらストレッチもできるので、肩こり予防になります。
二つの運動は共に、入浴中に行うとより毛細血管の血流が良くなり、老廃物の回収もしっかりされるのでオススメです。デスクワーク中に何度かやって、入浴中にもぜひお試しくださいね。
一方で、「片頭痛」に悩まされている方も多いと思います。
何らかの理由で脳血管が急激に拡張して起きるのですが、心身のストレスから解放されたときに血管が急拡張することがあり、仕事のない週末などに片頭痛が起こることもあります。
そのほか寝過ぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、疲労、光や音の強い刺激なども、片頭痛を起こす原因と言われています。
片頭痛は運動厳禁
片頭痛が起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキズキと心臓の拍動に合わせるように痛みます。
頭の片側だけが痛む時もあれば、両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。
片頭痛の特徴は、体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。
なので、運動やマッサージ、入浴は血管を拡張させて痛みが増すので厳禁です。
冷たいタオルなどを痛む部位に当てたり、光や騒音のない場所で、できれば横になりましょう。
プロフィール
◆ごっつ◆ 格闘技と芸人さんと芸能ゴシップをこよなく愛する50歳フリーライター。体幹信者で、自宅のイスはバランスボール(私はこれで腰痛が治りました)。和洋問わず甘いものをやめられない意思薄弱。3児の父。動物占いはたぬきです。スギ花粉飛来のCMを観ると、オートマチックにくしゃみが出ます。