盆栽#16 文人木について
盆栽は文人に始まり〜文人に終わると言われるほど奥が深いのですが。
文人盆栽って何?
知ってるようで、実は知らない文人木について改めて調べてみました。
盆栽の本には文人好みの盆栽と記載されてます
細い幹で枝数が少く飄々とした佇まいの木を言うそうですが
何故文人と言うのか?
そもそも、文人とは中国で生まれた言葉だそうです
中国の南画(水墨画)を描く人を文人作家と言うそうです。
そこに描かれた山水画に飄々とした木が描かれてます
これを文人作家は好んで描かれたそうです。
そこから文人木と言うのが、南画に登場する木々の様に飄々とした姿をしてるとこから、文人と言われるようになったそうです。(諸説有り)
文人作の山水画を見てもらえば、文人盆栽のヒントが隠されているのかもしれないですね。(H氏より)
H氏に教わったことに他にも
松の木は古くなると枝が上に伸びる力が弱くなり下に下がってくるそうで、さらにそこに雪がのっかってしまうと完全に下向きの枝にある。
文人木には丸い鉢が似合う。ドシっとした構えではなく一本の幹筋の通った盆栽だからこと柔らかみのある丸い鉢がよいと。
これを踏まえて#17 H氏と対面と文人木の進化へ つづく