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スタートアップに向いている情熱タイプとは?

はじめまして。デザイナーをしている小松と申します。

主にスタートアップやベンチャー、デザイン会社など数名から100名前後の企業で仕事をしてきた経験から、特にこの規模感の企業で仕事をする上で大切な要素があると感じています。

当時、新卒入社したばかりのぼくの仕事力を見かねて、社長から教えてもらった言葉で、ときどき思い出したかのように見返しているのですが、言葉から受ける印象は何年経っても変わらないので、いわゆる本質なんだろうなと思い、せっかくなので書き残しておこうと思いました。

自分自身がスタートアップに向いているのかどうか、創業期のスタートアップでどういう人を採用していくべきなのか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

仕事をする上で大切な要素は「スキル」と「情熱」

仕事をする上で大切なものは、大きく二つあると言われています。

1つは「スキル」。

仕事をする上でスキルが必要な事は言うまでもありません。
人は現状に満足せず、上を目指して努力を積み重ねていると必ずスキルは向上して行きます。
努力を怠った時、しなくなった時、諦めた時がその人のスキルの限界点になります。
ただし、スキルアップのために仕事をするのではないので、手段と目的、「何のために仕事をするのか?」を意識して、間違えないようにしないといけません。

2つめは「情熱」。

仕事で最も大切なものが情熱、その仕事に対する熱意がその人の仕事にも現れ、結果にも現れてきます。
スキルはせいぜい5倍程度しか他人との差はないが、情熱の差は100倍にもなると言われています。
「スキルがあっても失敗する人」と、「たとえスキルがなくても成功する人」が世の中に存在しているのは、この情熱の差です。
ちなみにスキルがなくても情熱のある人は、どんどんスキルアップして行くそうです。

さらにこの情熱は5つの種類に分類する事ができるそうです。

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Illustration by Icons8

5種類の情熱タイプ

1.自燃型
「しぜん」ではなく「じねん」です。
自分で燃えるって意味です。
自ら高い情熱を持ち、常に高い意識とモチベーションをもって仕事を進められる人です。

2.可燃型
自ら燃える事はできないが、火をつければ燃える事ができる人です。
要するに、自分でモチベーションが上げられない人です。
ただ、燃える可能性があるので、他人から良い影響を受け、他人にモチベーションさえ上げて貰えれば良いパフォーマンスを発揮できるそうです。
世の中の約80%の人が可燃型だそうです。

3.不燃型
この人は自分はもちろん他人にも絶対に火をつける事ができない人です。
世の中に5%くらいはいるそうです。
この人にはどうあがいても火はつかないそうです。

4.消火型
この人は、他人の火を消してまわる、そんな人もまれにいるそうです。
聞いただけでネガティブです。

5.点火型
この人は、他人に火をつけてまわる人です。
なんだか知らないけど、この人と話をしていると、仕事のやる気が沸いてきてモチベーションがあがってしまうらしいです。
消火型の反対でずいぶんポジティブな人です。

スタートアップに向いている情熱タイプとは?

創業期のスタートアップには、1の自燃型の人が集まるのは言うまでもなく、成長の最低条件です。
さらに5を持ち合わせている人であれば尚良しで、こういったタイプの人だと、周りをどんどんファンにしていくような「個の魅力」につながっていくのだと思います。

創業期のスタートアップがおもしろいのは、1と5を持ち合わせている人に出会いやすいからなのではないでしょうか。

まとめ

・仕事をする上でスキルと情熱が必要で、特に情熱の差は100倍にもなる。
・創業期のスタートアップ向きな情熱タイプは「自然型」と「点火型」。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

創業期のスタートアップは変化が激しい環境かつ基本的にあらゆるものが「足りない」状態なので、受け身だったりネガティブだったりすると、ストレスを抱えやすくなりがちで、本来のパフォーマンスが発揮できないといったケースが発生しやすいと思います。

スキルに関しては最低限として磨くべきで、その上で情熱を持って仕事に取り組む姿勢がとても重要になります。

仕事に取り組む姿勢について、ある経営者はこんなことを言っています。

仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。

もちろん、与えられた仕事を一生懸命やるのは当たり前ですが、その前提として、事業の目標達成のために何をすれば良いかを考え、どうすればお客様の役に立てるかを考える事が大切なんだと思います。

そういう姿勢が仕事への情熱につながり、結果として成果に繋がっていきますし、コロナ禍でリモートワークが主流になっても、この手のタイプの人たちは問題なくパフォーマンスを発揮できるのではないかと思っています。

まずは自分自身や周りの人がどの情熱タイプなのか観察してみてはいかがでしょうか。

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noteを使ったことがなかったので、今回パッと書いてみました。読み苦しい点もあったと思いますが、お読みいただきありがとうございました。


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