宇野昌磨アップロードチャンネルの動画の感想

宇野昌磨選手が公式Youtubeチャンネルを先週開設、昨日【解説シリーズ】と銘打って自身の演技を自身で解説するという企画の第1弾を実施。その感想をつらつらと。軽いネタバレはあるので、是非先に動画ご覧ください。

宇野昌磨アップロードチャンネルの開設

ニュースになったのでご存知の方も多いでしょう、公式チャンネルが始動しました。

なんだかゆるふわな雰囲気。ゲームネタとかが中心かな?と思いきや、昨日上がった動画が、自身の演技を自身で解説するというもの。

これが、過去の試合の演技とかではなく、自粛明けにリンクで練習した際の映像という、ファンにとっても非常に嬉しい近況報告を兼ねた内容でした。

自身とファン、Win-Winな企画

まず、練習の曲かけの映像をテレビ局ではなく自身がプログラムフル尺で晒すというのが非常に珍しい。宇野昌磨ファンは勿論のこと、フィギュアスケートファンとしても嬉しい企画・映像資料となる内容だった。
さらに、自身で解説することで、観る側として「あ、これは合格点なんだな」、「これは足りないと自身でも思うんだな」という目線を養えるような内容であり目新しさのある企画になっていると思う。

ファンから目線を変えると、このコロナ禍の環境下、彼自身の本来のホームリンクであるスイス(ステファン・ランビエールコーチの本拠)に行けておらず、自身としても演技を振り返る良い機会となっているように見えた。
イーグルの時間は観ていて「あ、やっぱ自粛明けだとちょっと短いんだな」と思ったらその直後に本人から短い旨の発言が、本人としても思った以上にというニュアンスで伝えられてくる。
何事でも振り返りが大事とはよく言われるものだが、本人が反芻するきっかけとなっており、コーチにリアルタイムで見てもらえない環境では非常に有用なのではにかと思う。

またやってほしい

先述の通り、観る側としては
・そもそも貴重な練習の映像が観られるという楽しさ
・観ながらの感想がその直後本人の感想と照らし合わせられるといったリアルタイム性が非常に面白い
という企画になっており、
やる側としても
・自身の演技を振り返り、Youtubeという公の場に出すことで1人で振り返るよりも緊張感高く、ブラッシュアップに役立てることが出来そう
という、良いことづくめな企画の印象を受ける。
自分が動画出す側だったら、不完全なものを見せるのって勇気いるなと率直に思いますが(だから普通出さないんだろうし)、そこを本人が気にしないならばまた是非やってほしいなあと感じた動画だった。

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