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#5水槽台制作① 切断&穴開け編

こんにちは。
渓流水槽に憧れたもぐらが、水槽をゼロから立ちあげるまでの記録。今回は第5回水槽台制作① 切断&穴開け編。例によって魚は出てきません。_:(´ཀ`」 ∠):



前回は水槽台の設計図を書きました。重さや強度、技術的なもろもろな問題に気を配りながらシンプルなデザインの設計図に仕上がりました(^^)

前回制作した水槽台_φ(・_・;)

そして今回は設計図をもとに注文した鉄が届いたので、実際に加工していきます!

今回の作業工程はざっくり以下の通り

切断

メタルソー:角パイプの切断

材料が届いたら任意の長さに切断していきます。切断する機械はメタルソー。

重い刃がゆっくり回転し、鉄を切断します。
刃が回転するときに水と油が混ざった潤滑剤(切断箇所を冷ます効果もある)が流れるのですが、刃と液体の組み合わせがかっこいいです。
後日写真を撮ってきます。

それを使って切断したものがこちら!!!
左側のパイプ材がメタルソーで切断したもの。
メタルソーは刃が重いため、右の鉄板を切ろうとするとメタルソーの重さで歪んでしまいます。

切り出した鉄材
写真は穴を開けた後のもの

このメタルソーという機会は角度を変えて切ることもできるため、四辺を45度に切断し↓

こんな感じで骨組み上面と底面の二つ組んで、その間を柱でつなげようと思っています!!

私はあまり工作が上手ではないので、いつもこの段階で少しズレてたり計算をうっかり間違えてしまいます。

うまく組み合わさってよかった!!

メタルソーはゆっくり切るので切断面が綺麗です。

誰でもできる簡単な作業ですが、綺麗に切れたものを見るとテンションが上がってきますね!

次は天板に使う鉄板を加工する機械です。

シャーリング:板材の切断

でかいです。グランドピアノよりも大きいです。起動音や切断する時の音も非常に迫力があります。
ドゴーーンって感じで切断されます。
その機械で切り出したものが下図右側の鉄板です。

しかしこれが何回か失敗しました。
この鉄板を下図のように折り曲げて留めようと考えていたのですが、計算がうまくいきませんでした。(゚∀゚)

設計図

折り曲げる部分を計算に入れてなかったり、印を間違えたりしてしまった。
幸い材料はかなり多めに届いていたため必要分を切り出すことができました。(⌒-⌒; )

この時点で私は、上の設計図にあるように角パイプと鉄板に穴を開けボルトで固定しようと目論んでいます。

失敗したものたちと端材

長さを図って印をつけて…

いざ!穴開け

穴を開けるのはこの機械

ボール盤:穴開け

ボール盤

要はでっかいドリルです。

定規で真ん中を図り、印をつけて穴を開けます。

んん??明らかに中心じゃないです。
失敗です!!!!!(´⊙ω⊙`)!!!

なんと恐ろしいことに鉄板の方も開けてしまったので、、

はい。見事にズレてます。(=^▽^)σ

_| ̄|○  はぁ…


まだまだ失敗は続きます。
実は穴を開けている場所が鉄パイプの端から3cmと12cmの場所に開けています。
そしてこの鉄パイプの太さは3.2cmですから。。。

上:穴を開けた箇所
下:骨組みを上から見た図
真ん中の補強のためのパイプは省略している。

ボルトを通したとしても12cmの方はパイプの反対側までボルトが通ります。しかし、端から3cmの場所に穴を開けた場所にボルトを通すと、あろうことかとっても長いボルトを用意しなければ反対側まで届きません。

(=^▽^)σ          (´⊙ω⊙`)


気を取り直して、、

印をつける


穴がずれていた問題に関して職員さんに聞くとドリルの先には、刃がついていないためドリルを材に当てるとどうしてもズレてしまうそう。

そこで、ポンチで先に穴を開け、細いドリルで先に穴を開けるとズレにくくなるようです!

角パイプもかなり余っているので、切断からやり直します!
材料に余剰があることで本当に救われてます。

ポンチ
ポンチで木に穴を開けた様子

そして、中心の印は下図の道具でつけます。

これで印をつけます。
名前は分かりません。

こうして図って。
レンズ越しにメモリを読んで、真ん中を出します。鉄パイプを抑えている部品の先端が尖っていますが、その先端で鉄パイプに印として傷をつけます。(^^)

写真だとみにくいかもしれませんが、、

🐟
  🐟 🐟
🐟  🐟

おっ?

ここでようやく魚が出てきました。
これでアクアリウムの記事っぽくなりますでしょうか。

一旦現実の話に戻ります。
鉄板の方は材料にあまりはなく、
一度開けてしまった穴はどうしようもありませんから、ボルト以外の方法を考えます。

留め具:リベット

そこでリベットなるものを使います。
ブラインドリベットを使えば片側からしか作業ができない場所でも接合することができます。

https://kokiriveting.com/about-riveter/

片側からしか作業ができない場合に採用される、リベット接合方法です。
釘の様な形状の心棒を、作業者側へ引っ張ることで、円筒状のリベット内側を変形させて、固定します。

株式会社 弘機商会 (こうきしょうかい)サイトより引用
リベット
かわいい
リベッター
ロブスターがいます。(^^)

鉄板がまだ曲げられていないので、接合はまた別の時に行います。鉄板は骨組みが完成してからでないと長さを合わせることができないため、先に鉄角パイプを溶接してから鉄板を曲げていきます。
ということで次回は溶接編。お楽しみに。

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