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#4鉄製水槽台の設計図を作る。


こんにちは。
このマガジン。いまだに魚どころか水槽の画像が出てきません。(⌒-⌒; )
しばしお待ちを。。
今回は水槽台の設計図の話です。
よって今回も魚1匹たりとも出てきません。

🐟🐟
あっ出てきた。。


私が行った水槽台設計図作成の手順は次のとおりです。

今回制作した水槽台の概要です。

サイズ:W610×D460×H550
材料
鉄角パイプ:32×32 板厚3  
天板:板厚1.2 (mm)    
総額¥12,000 送料込み 

注文の仕様上、鉄板の最小サイズがサブロク板(910×1820)だったことや、鉄板角パイプを定尺(5m単位)でしか注文できなかったことで材料結構余りました。。


point:水槽台自体の重さも計算して、水槽込みで180kg以内に抑えること!!

以下具体的な詳細です。

実際の乗せる水槽の設定

みなさんが持っている水槽台のサイズはどれくらいでしょうか。

現在私が持っている水槽は、60センチ規格水槽です。
しかし、水槽を自然に大きくしてしまうのがアクアリストの定め。
市販の水槽台は買い替えることができますが、
せっかく今回は自作するので丈夫で長持ちさせたい(愛着的に)。
そうすると必然的に今の水槽よりも一回り大きな水槽を乗せることができる水槽台が必要ということになります。

重量計算

では実際に乗る水槽の重さはどれくらいになるのでしょうか。
自分で全て計算するのは面倒なので、便利なサイトを使います。
2つほど見つけました!

アクアリウム情報サイト トロピカ
水槽の重さを計算してみよう 『自動計算機能』を付けました!

シンプルで使いやすい水槽の重さ計算機(^ ^)

◆WaterBox◆ ~クラウンローチと魚たち~
水槽用計算機?

http://clown-loach.com/wb/keisan.html

このサイトの便利なところは、実際に入れる石や砂の重さも計算に入力することが可能な点です。
ほかにも、薬浴で入れる薬や、水槽に入れる添加剤、カルキ抜きなどの量の計算
など便利な計算機もあります!!

実際に計算したところ、
60センチ水槽約109kg

一回り大きい水槽
90スリム……..140kg

60ワイド…..162kg
(60×45×45)
60ワイド……139kg
(60×30×36)

以上の結果になりました。
※すべて砂などの重さを30kgとして含めて計算。

結構重いですね。。
どうしましょう。
60ワイドと90スリムどちらにしようかけっこう迷いますね。
うーーーーーー、、
重さも同じくらいだし、長さを取るか奥行きを取るか。。。
長さを出すと川みたいにできるし、奥行きを出すといろんな構図が作れそうだしなぁ。

三日三晩悩みました。

  • 60センチの水槽の照明と機材を共有できる点。

  • 水槽内に奥行きがある方がレイアウトをカッコよく見せることができる点。

以上の2点から60ワイドにすることします!

材料の設定

一般的なDIYの材料として、加工がしやすい木材🪵があげられます。
しかし、ウッドショックで木材の価格は高騰。
さらに、木材は丈夫に作るために多くのパーツが必要で、どうしてもゴツく見えてしまうことが気になってしまいました。

私の求めている水槽台は、スタイリッシュな見た目かつ、丈夫なものです。
(わがまま)


そこで今回、私はで作ることにしました。🪙
幸いにも私は金属が加工できる設備を持った施設が近くにあり、そこを利用することができます。鉄も高騰しているとはいえ木材よりは安そう。という理由で今回作る水槽台は鉄製にします。

鉄製がいいか木製がいいかは、利用できる機材の環境と強度、価格、加工のしやすさのどこを重視するかによって決まってくると思います。

いざ設計!!✏️

設計図の作成

水槽をどこに飾るかを決めましょう。私は居間に飾ろうと思っています。

居間では座椅子を使用しているため、水槽台の高さは必要ありません
座椅子に座ったと木の目線の高さが大体65センチ程度だったので、
水槽台は55cmにして、水槽の真ん中よりやや下に目線がくるようにします。

自分の目線に合わせることができるのも自作水槽台のメリットの一つなんですね(^^)

下が設計図です。素人が作ったものなので、長さを覚えるためのメモのような使い方にしかなってません。_φ(・_・


設計図

強度の都合上溶接でつける必要がありますが、本当は水槽台の幅を可変式にしてどんな水槽でも乗せられるようにしたい、、、
加えて照明も吊り下げられるようにしたい。
全部自在に可変できればいいのに、、、、

そんなことを言っていてもしょうがないので割り切らなければなりません( ; ; )
一番の肝は100kgを超える水槽に耐える構造が必要なことです。
そこで、上面と底面の真ん中に一つ棒を取り付け、さらに斜材を設計しました。

骨組みの太さは32mm四方。厚みは3mmにしてあります。
(これは工房の方と相談して決めました。)

60センチ水槽を置いても1センチ余裕ができるように設計してあります。
なぜなら、職人さんではない限り、ピッタリの長さのものを作ることは非常に難しいですからです。作っている途中、何らかのミスで少し縮んでしまったとしても問題ないように予め少し余裕を持たせて設計する必要があります。
(⌒-⌒; )


しかし、怖いのは現時点で水槽台は完成しておらず、乗せた時にミシミシミシ、、(⌒-⌒; )
と崩れて行く可能性も、少なからずあるということ。。( ; ; )
ですが、下の水槽台の骨組みと比べてもだいぶ太く設計し、斜材も設計したので厚みが薄くてもきっと耐えてくれるでしょう。(`_´)ゞ
鉄角パイプ接合部は溶接します。

設計図を見ると、天板がついているのがわかると思います。(板厚12mm)設計図には書いていませんが下にも板を取り付けます。そこに外部フィルターやアクアリウムグッズなどを置こうという魂胆です。
しかし、板材を溶接すると熱が伝わって歪んでしまうとのことですので、下図のように↓

天板の案

端を曲げて、鉄角パイプにボルトで留めることにしました。
ボルトにも着色すれば可愛いくなりそうです。

重量計算その2

建築基準法の規定で、床は1m2あたり180kgまで耐えることができるようにと決められているそうです。
先ほどは水槽自体の重さを計算しましたが、水槽台自体の重さも計算して180kg以内に抑えなければなりません。
そのためには、次のアプリが役に立ちます。

このアプリで計算したところ、約25kgでした。重い。。
先ほど計算した水槽の重さです。

60センチ水槽約134kg
60ワイド…..187kg
(60×45×45)
60ワイド……164kg
(60×30×36)

高さ45cmの水槽を乗せる分には重さが超えてしまいます。
他の水槽は余裕ですね。
しかし、180kgというのはあくまで最低ライン。実際にはもっと耐えることができるかもしれません。
そこは不動産に確認をとりましょう!

費用

鉄材を購入。費用は送料込みで¥12000(2023年5月時点)。
60ワイドが乗る水槽台をゆうに凌ぐ安さです!!!
かなり余裕があり、必要な材料を切ったとき2mほど鉄角パイプに余が出ました。
板材がない場合はもっと安く済むでしょう。

さらに今回自作ということで万が一に備え大げさに角パイプを太く設定してあります。どれくらいかわかりませんが、もう少し細くして費用を抑えることもできそうです。

感想

どんなものを作ろうか構想している時間も最高に楽しいです。おしゃれな家具を見て色やデザインを参考にしました。今回は予算や技術的に非常にシンプルなデザインですが、金網や鉄パイプを曲げて足にしてみるのも憧れます。

長くなってしまいましたが、次は実際に水槽台製作に着手!!

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