壮年時代と習慣 ~ツンデレのメンヘラ~
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下30代~40代の特徴(内面)を書きます。
できない自分をなかなか受け入れられず、夜の街をさまよい歩きながら刹那的な喜びに身を包む。そんな甘酸っぱい20代を経て、ある人は結婚を経て子供を授かり家族ができ、またある人は役割が上がり部下を持ちリーダーとなる。そしていつしか自分の人生は「誰かのために生き、そして生かされている」という事を自覚しながらも、自分ができる事とできない事を意識し始める壮年時代。この年代の人に「習慣で人生変わります。今からでも自分磨きを始めてみませんか?」というと、「いまさら難しいですよ。家庭も仕事も忙しいのでちょっと無理ですね」と冷静に反応されます。
でも私は分かっているのです。みんな心の中でこう思っているのです“このままできない自分で良いのか?本当にそうか?ただやってこなかっただけじゃないのか?でもこの年でやろうとして挫折したら、家族や部下に笑われるんじゃないか?自分を変えたい。でも怖い。どうせ自分なんてここまでの人間なのだ。。”そうなのです。痛い思いも経験してきたこの年代は、「後悔」と「期待」と「諦め」を抱えているのです。ただ少しだけ大人になったので表には出さないツンデレのメンヘラなのです。
だからこの世代には「騙されたと思ってやってみませんか?小さな習慣で良いです。そして、実行できた自分を認めてあげてください。」というと、「分かりました。騙されたと思ってやってみようと思います」という冷静に反応されますが、心の中では“まだ自分は変われるのか?もう少し自分に期待してあげても良いじゃないか。青春は昔日の打上花火ではないぞ。自分の花をもう一度咲かせても良いじゃないか。なによりも自分のために。。。”と思っています。そうなのです。みんなロマンチストなのです。家族の中での役割や、組織の中での役割に自分の人格が染まっていくのを感じながらも、本当は「自分らしくいたい」のです。それは20代の頃のような、過剰な自己期待の抑圧から勝手に自分を見失っている「自分らしくいたい」とはまったく違った種類なのです。
ツンデレで、メンヘラで、ロマンチスト、可愛らしいじゃないですか。おっさんずおばさんずラブですよ。人生まだまだこれからじゃない!騙されたと思ってやればいいじゃない!言われたからやっているでもいいじゃない!習慣で自分らしさを取り戻していけばいいじゃない!Let’s get in on ! Yeah!