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面白くない人が躓く時(シンキング編)

前回は勝負師として、勝ち負けにこだわるアタックタイプが躓くポイントを取り上げました。「成果」ハードルと「極端」ハードルです。「自分に厳しく他人に厳しく」「すぐやれ、たくさんやれ」がアタックタイプの特徴ではありますが、習慣創りにおいてはとにかく「自分に優しく」「気長にじっくり」このあたりがポイントになってきます。

さて、今回は研究者タイプです。(※Bridgeサーベイをご存じの方はシンキングタイプを想像してください)。周りのこういう人はいませんでしょうか?何事においても知識の披露から入る人です。自分が行った旅行先の話をしている時に、いきなりその旅行先に関する豆知識を語ってきたり、誰かが少しでも言い間違えようものなら、鬼の首を取ったように指摘してくるタイプです。逆に自分の知らない事を会話されたり、間違えてしまった場合においては、周りはたいして気にしていないのに、この世の終わりレベルで勝手に恥ずかしがっています。友達として一緒に遊んでも面白くないタイプです。こういう人っていますよね?この手の人が習慣を定着させようとしたときにつまずくハードルが2つほどあるのです。

一つ目は、“完璧”のハードルです。i-Companyアプリを活用する際に、自分が実行しようと思っていた習慣が、不測の事態で1日だけ実行できなくなってしまった。「もうだめだ!これ以上やっても完璧にならない!終わりだ!」という心理が働きます。おそらく、マリオカートをやっている時に、ダートにちょっと入ってスピードが鈍ってしまった自分を心底恨むのと同じレベルで、完璧に実行できていない華麗でない自分が嫌になって習慣をやめてしまいます。

二つ目は、“慎重”のハードルです。何事においても「合っているのか間違っているのか」「意味があるのかそれとも無いのか」を探り探り取り組んでいるので、習慣に関しても、今やっている習慣に意味はあるのか?自分はどのように進化を遂げるのか、そしてその進化は私の人生とって意味があるのか、自分とは何なのか?意味とは何なのか?と答え無き問いまで迷走して結局何もできなくなってしまうタイプです。

まぁ、これも性格なので良い悪いの話ではありません。でも、この研究者タイプの人が習慣を定着させるためのキーワードは「案ずるより産むが易し」。あれこれ考えて動かなくなるのではなくまずは行動してみること!間違っても良い!失敗しても良い!誰も見てないし気にしてもいない!大丈夫、君は馬鹿じゃない!わんぱくでいい!たくましく育ってほしい!マニアックなタイプなので、習慣創りにハマればとことんまで突き詰めるのもこのタイプです。ぜひ、自分創りの波に乗ってみてください。

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