中年時代と習慣 ~朝起き、淡々、ボケ防止~
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下、中年時代50代~60代半ばの特徴を書きます。
かつての同期で集まれば、恋愛の話はいわずもがな、仕事の話よりも健康の話で盛り上がる中年時代。かつては、40代後半から50代半ばまでが中年時代でしたが、最近の高齢化の中では50代~60代半ばまでが中年時代としても良いと思います。元気な人は本当に元気なので。この世代。この世代に対して習慣のアドバイスをすると、本当に素直に実行してくれます。特に健康系。散歩習慣などを始めてみたら、これが大変気分が良い!そして疲れも取れやすくなる!散歩ついでに公園に行けば、知り合いが作れる!自分の生活が変わった!と言ってくれる人が多いのがこの世代です。これは本当に習慣アドバイザーとしては嬉しいですよね。この年代は習慣定着に向いていると思う理由を書きます。
まず何よりも、朝が早い!昔は頭を叩かれようが、布団をひっぺ剥がされようが、起きられなかった20代の頃に比べて驚くべき人間の進化(退化?)です。まだ真っ暗の4時台に起きているのですが、10歳児のようにお化けに怖がることもなく、20歳の青年のように人生に悩んで寝付けないわけでも無く、30歳の適齢期のように愛を求め誰かに抱かれているわけでも無く、40歳のように立場上のプレッシャーで変な汗をかいているわけでもありません。目覚まし時計もかけずに、ただ目が覚めてしまうのです。だから本当に1日が有効に使えるのです。その時間を使って、何か習慣を実行する事ができます。
そして、自分自身に変な気負いがない!干支を4回転以上しているので、人生の酸いも甘いも大体分かっています。壮年期のメンヘラ感を乗り越えて、自分に対する期待値の持ち方が老練になってきます。(その分恥じらいも減ってきて、他人の目を気にしないたちの悪い方向に向かう人もまれにいますが。。)肩ひじ張った自分への期待が無いからこそ、まっすぐに自分自身のやるべきことにちゃんと向き合えます。「一ヶ月ちゃんと習慣実行したのに変わらないじゃないか!」と怒りだす20代のような人はいません。
最後に、ボケ防止!ボケの一番つらいのが自分の記憶が無くなり、自分の連続性が絶たれること。最近の研究によれば、ボケが始まる20年前にその兆候は始まるらしいのです。そして、ボケ防止に一番良いのは「腹筋」との事。体と心と脳は全部繋がっているという事ですね。人生100年時代においては、中年は文字通りまだまだ折り返し地点。毎日楽しく美味しく生きるためにも習慣を楽しんでいきましょう!