宅建試験に挑戦してみた①
自分を実験台として習慣について体験記を書くのが、この「けいぞうくんコラム」の目的ですが、ここ数回は、タイプ別や年代別の習慣について書くのみで、自分の体験記ではありませんでした。”他人のふんどし”で相撲を取るようなコラムばっかりだったことをお詫びします。今回は、ひさしぶりに自分の体験記です。
リンクアカデミーさんの講座のひとつでもあります宅建試験というものにチャレンジしてみました。大学の友人仲間が不動産屋で宅建の勉強をするということで、その彼の勉強習慣をサポートする建前で、私自身も挑戦する事になりました。私も不動産投資なるものをやっているのでちょっとだけ興味があったこともあり、これも何かの御縁だと思い、今年の3月15日から勉強を開始しました。(ちなみに昨年もちょっと挑戦しようかとテキストを手に取ってみたのですが、習慣定着のノウハウを全く知らなかった私は、三日坊主の壁に直撃しました。。。)
もちろん最初は小さな習慣で「1日1回大栄のコンテンツを見る」というテーマでスタート。最初は、法律用語の読みづらさに慣れる所からのスタートでした。例えば、「代理人が相手方に対してした意思表示の効力が意思の不存在、錯誤、詐欺、強迫又はある事情を知っていたこと若しくは知らなかったことにつき過失があったことによって影響を受けるべき場合には、その事実の有無は、代理人について決するものとする。」という条文。心の中で“主語はどこやねん!”“一文が長いねん!句読点で句切れや!”などと突っ込みながら読んでいたらストレスが溜まってしまいました。でも文句を言ったところで、条文が変わる事はありません。っていうかコロコロ変わったら困ります。法律なので。素直に聞き流す事にしました。
夏ごろから過去問を解きまくりタイムの突入です。テキストの過去問集で解くのに加えて隙間時間も有効活用するために、アプリなんかも活用しながら問題を解き続けました。個室トイレに入る時なども暇があったら問題を解きまくっていたら、過去10年分の過去問はほぼ覚えるレベルに到達。問題文を途中まで読んだ段階で答えが分かるレベルに。ここまで行くと東大クイズ王の伊沢君の心境です。しかし、これが良くなかった。過去問を覚えて問題解けるつもりになっても、問題を覚えただけで、本質を理解しているわけではありません。模試をやると合格レベルにはるか遠く及ばない状況が1ヶ月半前。習慣サポーターとして大学の友人には余裕の風を吹かせていたので、恥ずかしい結果を出すわけにはいきません。ここからふんどしを締め直してラストスパートが始まりました。(次回に続く)