59.生地の選定①
皆さん、こんにちは。
本日は、
本日は生地の選定に関して記事にします。
世の中にはアパレル製品が溢れんばかりつくられています。
以前は大量生産して、
安く多く作りだすことで利益を求める企業も多かったのですが只今その文化はほぼ消えています。
現在では、
必要な部だけを生産し廃棄される衣類を減らす取り組みや廃棄する衣類をリユースする文化が発展してきています。
どんな業界も世の中の流れによって変わって行く。
その変化に柔軟に対応して利益を追求して行く商社は、本当にカッコいいと改めて思います。
前置きはこのくらいにして、
皆さんは洋服の生地ってどこでどのように選定されているのだろうと考えたことはありますか?
私は、生産者になって初めて考えました。
主に記事は、
市場で売っているローカルと言われる生地と新たに作りだす別注の生地があります。
生地の生産はもちろん日本だけでなく、
ASEANやヨーロッパなど幅広い範囲で行われています。
私がよく関わった生産場所は、中国、韓国そして日本です。
特に中国、韓国のローカル生地の多さは半端なく、その中で上質なものやコストパフォーマンスに優れた素材を選定するのも生地屋や商社の力試しにもなります。
とはいえ、あり物の生地で賄えない部分は別注として生地を作っていきます。
中国、韓国は日本に比べて別注ロットが多いがその分コストパフォーマンスに優れる。
また得意な素材も国や生産地によって変わってきます。
日本で言うと、愛知の尾州はウールの産地、北陸は化学繊維の産地など様々です。
長くなるので、
次の記事に続きを記載します。
以上です。