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〜わたしたちのキセキ〜 #25


せとかわデニムプロジェクトメンバーの愛華です。
2019年3月に初めて出会った私たち。
デニムピクニックシート完成までの軌跡を辿ってみようと思います。


2019年1月
出会い

はじまりは『瀬戸内かわいい部』のやすかさんと
『EVERY DENIM』の島田さんの出会いでした。

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B反デニム(織りむらのあるデニム生地)の存在を知り、倉庫で眠るB反デニムを「かわいい」商品として世に出したい、そんな私たちの思いを受け入れて、「やりましょう!」と背中を押してくれた島田さん。
そのひと言でプロジェクトは動き出しました。


2019年3月16日
プロジェクト本格始動

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オンラインでの呼び掛けに集まったのは、年齢も、住む場所も、経歴もさまざまな16人。
どこへ向かうのかまだわからない、
そんなわくわくを胸いっぱいに抱えた16人の自己紹介ページは、
瀬戸内への思い、デニムへの思いで溢れていました。

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2019年5月3日
メンバー初顔合わせ@倉敷

初対面に緊張しながらも、みんなが無限大の可能性に胸を膨らませ、
夢を語った楽しい時間。

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夢をカタチにする第一歩でした。


2019年6月4日
デニムピクニックシート

たくさんのアイディアを送り合い、
たくさん検討を重ねたこのひと月。
『篠原テキスタイルさんの素材も、幅も異なる多様な生地を使って、
自分だけのデニムに愛着を持って欲しい』という島田さんの助言もあり、
私たちのゴールが決まりました。

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この時から、私たちは【デニムピクニックシート】商品化に向けて走り出したのです。

2019年8月11日
イメージ撮影@児島 BELK 
&合宿@倉敷 バルクオーレ

夏空の下、まだ見ぬピクニックシートとの楽しい旅を思い描きながら、笑い声の絶えない撮影。

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そして、翌日のミーティングに向けて夜中までみんなでピクニックシートについて真剣に話し合いました。

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2019年8月12日
ミーティング@DENIM HOSTEL float
(EVERY DENIM)

限られた時間の中で決めなければならないことはたくさんありました。
みんながどんどん意見を出し、最高のピクニックシートをつくるために
やりたいことは増えていくばかり…
でも、「できない」と言う声は上がらず、
「それ、私がやってみようかな」
「じゃあ、私はこれを…!」

こんなにも魅力的で、頼もしい仲間たちと出逢えた夏。
きっと一生忘れません。

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そして
『このプロジェクトをもっとたくさんの人に伝えたい』
『ピクニックシートを広げたわくわくを感じて欲しい』

こんな思いから
11月の交流イベントの開催が決定しました。

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2019年10月4日
サンプル第1弾完成

みんなの意見を聞きながら、何度も何度も図案を書き直し、
何度も何度も篠原テキスタイルさんに足を運び、
打ち合わを重ねてくれたなつきさん、なつみさん、よしこさん。

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やっとサンプル第1弾の完成です。

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《完成秘話》
すべての商品が完成した後、
参加メンバーも好きなピクニックシートを選ばせて貰ったのですが、
その時、「(完成品ではなく)サンプル第1弾が欲しい」と言ったなつきさん。
どれほどこのピクニックシートを大切に育ててきたのかが伝わる言葉でした。
島田さんの『自分だけのデニムに愛着を持って欲しい』という言葉の意味が、やっとわかったような気がしました。


2019年11月1日
meets the デニム設営@DENIM HOSTEL float (EVERY DENIM)

東京からみなみさん、香川からまみこさん、矢掛からよしこさん、そして京都から私が設営に駆けつけました。
来てくれた人が『楽しかったー!』と思って帰ってもらえるようなイベントにしたい。そんな思いで、話し合いを重ねた3ヶ月。
思い描いていたものをひとつずつみんなとカタチにしていく、かけがえのない時間でした。

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《設営秘話》
日も暮れて、みんなの顔に疲れが見え始めた時、箱の中から1枚の手紙が。
毎日、仕事終わりにfloatさんに打ち合わせや荷物の搬入のために通ってくれていたやすかさんからのものでした。どんなに忙しくても笑顔で旗を振ってくれたやすかさん。遠く離れた場所にいても一緒に頑張ってきた仲間たちがいる。胸が熱くなり、みんなに笑顔をがこぼれた瞬間でした。

《テフロン加工》
この日、テフロン加工(撥水加工)を終えたサンプル第1弾と対面。
島田さんがデニムに水を掛けると、「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!」という声がfloatに響きました。
早くこの感動をみんなに伝えたい、そんな思いが加速していきました。

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2019年11月3日
meets the デニム当日

朝早くからの最終設営。

イベントの旗を振り続けてくれたまみこさん
ワークショップの準備をしてくれたなつみさん
妹さんも巻き込んで、お菓子の用意をしてくれたなつきさん
そして、展示企画・イベント構成をしてくれたせとかわ運営メンバーたち

1人では見ることのできなかった世界がそこにはありました。

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《交流イベント開始》

【ドレスコードはデニム】

みなさんにお会いできるのを待ち侘び、
楽しんで貰えるようにと準備を重ねた交流会。
ゆったりと、あたたかい雰囲気の中でお話をさせて頂いた
とても幸せで、贅沢な時間。

子どもたちの弾けるような笑顔に、私たちも嬉しくなりました。

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2019年12月20日
サンプル第2弾完成

ついに
私たちのこだわりを詰め込んだ
『最高にかわいいピクニックシート』の完成です。

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そして、floatの松田さんの全面協力により量産が開始しました。
全て松田さんの手作業で1枚1枚丁寧に作られています。

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2020年2月2日
商品撮影@小豆島 オリーブビーチ

『最高にかわいいピクニック』をテーマに
[写真家]鈴木ヘレンさんのこだわりがたくさん詰まった商品写真。
今すぐに瀬戸内の海に遊びに行きたくなるような心躍る写真たちが、ピクニックシートの魅力を最大限に引き出してくれています。

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2020年2月21日
先行販売開始

最高のカタチでお披露目ができるようにと最後の最後まで、
みんなが自分の出来ることに全力を尽くし、
ついに公開の日を迎えました。

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16人の誰ひとり欠けても辿り着けなかった1つのゴールがここにありました。


2020年3月

そして、いま…
私たちはまたオンラインで会議を重ねます。
遠く離れていても、ひとりじゃないと思える時間。
ひとりではできないことを、可能にしてくれる仲間たちと、
あなたのもとへ『わくわく』を届けたい。

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たくさんの人に支えられて
やっと手にしたわたしたちの宝もの

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わたしたちはどこへ向かうのか…?


わたしたちはどこへだって行ける


we can go anywhere if we hope...


奇跡みたいな16人で歩いた1年間


our journey goes on...


今日の書き手:愛華
兵庫出身、京都在住。英語でお仕事。WSや華展など華道家(御室流華道教授)としても活動中。お花で笑顔の輪を広げたい。http://instagram.com/aika_kjp


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瀬戸内かわいい部
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