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すぐできるスキルアップ対策5選

仕事をしていると、スキルアップは常に心がけたい問題ですね。
とはいえ、いきなり何かの資格の勉強を始めるとか、仕事の後に習い事をする、副業を始める、というのは、忙しい毎日の中ではハードル高く感じて手が出せません。

今日からすぐ出来るスキルアップ対策から初めてみましょう。

1.形から入る:身だしなみ

形から入るのは、手っ取り早い上に気持ちの切り替えにもなります。
そして内面のレベルアップよりも周囲に気づかれやすいので、モチベーションを保ちやすいというメリットもあります。

全部を整えたり格好良くしようとすると疲れるしお金もかかります。
まずは「靴」から整えていきましょう。

歩きやすい靴は、動き回るときに疲れを軽減してくれます。
ビジネスキャリアの長い人、つまり上司や顧客に相当する人ほど、相手の靴をよく見ています。
毎日汚れを取ったり手入れをすることで、生活にリズムが生まれます。

「足元を見る」ということわざもあります。逆に足元までしっかり気を配れていることは、相手に侮りを与える隙が減ります。

2.コミュニケーション術:聞き役の大切さ

コミュニケーション上手、というと、積極的に色んな人に話しかけたり、初対面の人とすぐ仲良くなれたり、人前でも緊張せず話せる人とか、常に話題が豊富な人をイメージしますよね。

もとよりコミュニケーションが苦手だと思っている人にとって、そうした行動は難易度が高いだけでなくまるで別世界を見ているような気分にさせられます。

とはいえ、仕事はコミュニケーションの塊です。それは営業職や接客業だけではありません。一人で黙々と作業を進めるお仕事だとしても、スケジュールの確認や分からないことを質問したり困ったことを相談する必要はあるでしょう。

コミュニケーションが苦手だと思う人は、まずは自分が聞き役に徹してみることをおススメします。
色んな人の話をとにかく熱心に集中して聞きましょう。「聞いているふり」では意味がありません。
特別な返事をする必要はありません。
人のコミュニケーションには、言語情報非言語情報の2種類があります。非言語情報とは、表情、しぐさ、うなずき、目線、体の動き、声のトーンなど、言葉ではない部分から発信されるその人の感情です。
人と人が交流するとき、実は8割が非言語情報から相手の情報を読み取っているといわれます。

黙ってしっかり集中している様子は、話している人だけでなく周囲にも伝わります。
何より集中して聞くことで、話している人の考えや内容を十分理解し、自分の中にある意見が触発されたり自分なりの考えを構築することが出来ます。

3.体調管理:休憩時間の取り方

体調管理も仕事をする上ではベースになる仕事術です。
1日8時間かそれ以上を集中して作業に取り組み続ければ、夜眠るだけでは取り切れない疲労がたまります。

8時間が長いかどうかはまた別の議論として、なぜそんなに疲れるのか、というと、恐らくほとんどの人は「ぶっ続け」で働いているから、ではないでしょうか。

労働基準法では

「労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩を労働時間の途中に与えなければならない」

と定めています。

途中に、と言うところが大事です。ぶっ続けは体に良くないし無理なのです。
体だけではありません。頭も気分も、ぶっ続けはよくありません。

しかし忙しいと。お昼休憩を取らなかったり、デスクでおにぎりかじりながらPCと向き合って済ませたりしませんか?
1回2回ならまだしも、それが習慣化していませんか?

休憩時間は、仕事を完全に停止して、食事と休憩、リフレッシュだけに使いましょう。
食べ終わったらデスクでイヤホンつけて音楽聞いて目をつぶっていれば、緊急時以外は誰も近寄りません。
15分以内ならお昼寝しても夜の睡眠に差し支えないばかりでなく、その後の仕事の効率も上がります。

4.時間管理:シングルタスクで組み立てる

自分が忙しい時は、当然周囲も忙しいことが多いです。繁忙期などですね。
そうすると、頼まれた仕事を断るのはなかなか難しい。
引き受けて、何とか調整してこなします。

忙しい時に重宝するのが「マルチタスク」スキルです。
要領と効率に配慮すれば、作業時間を短縮して多量の業務をこなすことが出来ます。

しかし、これが「自分の通常運転」と認識すると、繁忙期が終わっても仕事は減りません。
そして次の繁忙期には、前回以上の量の業務を抱え込むことになります。
当然、残業や休日出勤が当たり前になります。

業務量を管理するときは、シングルタスクで計算しましょう。
1時間で取り組むのは1つの作業のみ。終わったら5分休憩。頭を切り替えて次の業務開始。

一つずつ着実にこなすことでミスも減りますし、過重労働から解放されるので疲労度も軽減されます。
疲れすぎる状態は体だけでなくメンタルが先に学習してしまいます。
こういう時の学習は「仕事忙しい→疲れる→嫌な時間→やりたくない」と言うネガティブな学習です。
それを避けるためにも、可能な限り業務はシングルタスクで取り組みましょう。

5.学習意欲:休日は図書館へ

仕事をしていると、自分がいかに知らないことが多いかを実感します。
大人が学校を卒業した後に勉強したくなるのはそのためです。

何から始めたらいいかわからないときは、休日に図書館に行ってみましょう。本屋さんでもいいかもしれません。
最近はインターネットで簡単に本を買うことが出来るので、書店がどんどん減っているようですが、欲しい本が決まっていない場合は、とりあえず本がたくさん並んでいる場所に行くのはいい刺激になります。

買ったり借りたりしなくてもいいのです。
色んな本のタイトルを見ているとやるべきことを思いつきます。

ちなみに私もA○azonヘビーユーザーです(笑)
図書館で借りて「手元に置いておきたい」と思った本を後から注文したりします。
失敗するリスクが少ないし、借りるならすぐ読めるので一石二鳥です。

6.まとめ

  1. ビジネスパーソンの身だしなみは靴から

  2. コミュニケーションが苦手なら聞き役に徹する

  3. 休憩時間は仕事から離れて体調管理

  4. シングルタスクで業務管理して残業と疲労を減らす

  5. 休日は図書館に行って刺激を受ける

まずはすぐに出来る・お金がかからない・手間がいらない・特別な道具が必要ないところから始めましょう。
続けているうちに自分なりのやり方を見つけることが出来て、更に高い効果が得られるようになるでしょう。


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