いい失敗 悪い失敗

この記事は、「いい失敗 悪い失敗」という本に書かれていた内容で、僕が「参考になった!いいなー!」と感じたところを抜粋してまとめた記事です。インプットしたものをアウトプットすることによって、日々の一つひとつの行動に活かせるなと感じたため、記事にしました。

この本から学べること、活かしたいことはたくさんあったのですが、論点がバラバラになってしまい、分かりにくいかもしれないので、3つに絞って紹介します。

目次
- 失敗の脆弱性を低くすること
- 失敗の典型的なパターンとその対処法
- この状態を、プラスに変えてみせると誓うこと

本は以下のリンクから購入できます。もしよかったらご購入ください。

失敗の脆弱性を低くすること

失敗の脆弱性とは、ある事象Aが起こることと、悲劇の発生A'が起こることの関連度合いのことを指しています。分かりにくいので、例え話で説明します。

ベンチャーの広告代理店で働く入社3ヶ月目の新入社員Aさんが、初めて自分のクライアントを持つこととなりました。また、2週間後には、クライアントへの新しい広告提案への締切が迫っています。入社してからの3ヶ月は、研修を受けてみたものの、業界のマナーやスキルはまだまだ充分に身についているとはいえません。また、上司や他の先輩は、自分のクライアントに手一杯で、なかなかAさんのために時間を割くことができません。Aさんは、広告提案を上司にチェックしてもらうことなく、クライアントに見せることとなりました。結果は散々。質の低い提案をすることによって、そのクライアントからも契約を切られることとなってしまいました。。。

例え話として、上手く説明できたかはちょっと自信ありませんが(笑)、このような状況は失敗への脆弱性が高い状況になります。Aさんの提案の質が低いという事象Aが、クライアントからの契約を切られるという悲劇A'に直結しています。

今回の例では、失敗への脆弱性を低くするために以下のような対応例があげられるかと思います。

・上司がAさんの提案をチェックする時間を設ける
・新入社員は、いきなりクライアントを持つのではなく、上司のサポートから仕事を任せていく などなど。

失敗の脆弱性を低くするためには、1つの失敗をしても、その失敗が多大な損失や悲劇につながらないように、予防線となる仕組みを作ることが重要となります。

個人で働くにしても、チームで働くにしても、失敗の脆弱性を低くすることが、ミスなく仕事を遂行するポイントとなるかと思います。チームのマネジメントを行う立場にある方々は、この点を意識してみてはいかがでしょうか。新卒で働き始めたばかりの方も、自分から、失敗の脆弱性を低くするために、上長に働きかけることを意識してみましょう。

失敗の典型的なパターンとその対処法

「いい失敗 悪い失敗」では、失敗のパターンをシンプルに分解して紹介しています。また、それぞれの失敗を乗り越えるために効果的な対処法(自分への問いかけ)も紹介しています。

①挑戦しなかった失敗
②事前回避を怠った失敗
③ゲームの種類を間違えた失敗

①挑戦しなかった失敗
1つのつまずき・ミスから、次なる行動・チャレンジへの勇気が失われてしまうことです。このようなかたちの失敗は、人生において後悔を生み出す恐れがあります。「なんであの時◯◯しなかったんだろう。」「あの時勇気を持って◯◯してれば。」のような後悔です。このような後悔は人生においてしたくないですよね。

「挑戦しなかった失敗」を避けるための効果的な問い
・「どうすればもっとうまくいくのか」
・「どうすれば次は勝てるのか」
・「どんな人がこれに成功しているのか」
僕のまわりには、起業家や経営者の方が多いのですが、ミスや失敗をした時にこれらの問いかけを自然にしている方がとても多いです。

②事前回避を怠った失敗
これは、よくあるタイプの失敗ではないかと思います。
何かに挑戦する時に、事前知識や情報を知っていれば、回避できるミス多いものです。特に仕事においては、先輩や上司にあらかじめ聞いておけば、簡単にクリアできることは多いですよね。

「事前回避を怠った失敗」を避けるための効果的な問い
・「目標達成のためにどのような知識が必要か」
・「その失敗が起こる共通の原因はあるか」
・「成功のため、どんな能力を磨き、どこに行くべきか」

③ゲームの種類を間違えた失敗
目的や目標の捉え方や認識を間違えてしまったために、努力が結果に結びつかなかったパターンの失敗です。

本書では、仕事だけではなく、人生という大きい枠組みにまで捉えて、以下のような問いかけが書かれていました。

人生とは、競争なのか、協調なのか、戦いなのか、愛なのか、楽しみなのか?仕事や家庭、恋愛や生きることを、あなたは一体どんなゲームと捉えているのか?

捉え方次第で、取るべき行動や、考えるべきことも大きく異なってきます。GWも残り2日となっていますが、休みの間にこの点について少し考えてみてはいかがでしょうか。

「ゲームの種類を間違えた失敗」を避ける効果的な問い
・「理想的な結果とはどんなイメージか」
・「この分野で両立すべき重要なことはあるか」
・「追求することを変えて成果を革新できないか」

この状態を、プラスに変えてみせると誓うこと

失敗に対する様々なことを分析・抽象化して、書いてくださっていたのですが、なんだかんだこの言葉が一番心に刺さりました笑

人や組織は、どれだけ失敗への脆弱性を低くしても、失敗をしてしまうものです。辛く、苦しくても、一度ゆっくり深呼吸して、「この状態を必ずプラスに変えてみせる!」という強い気持ちを持って、立ち向かうことが最も大事なことだなと感じました。

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初めて、noteを使って記事を書いてみました。ただの自己満ブログになってしまいそうですが、人目はあまり気にせず、本を読んだら積極的にアウトプットしていきたいと思います!

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