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屋上荒地を開拓したら、収穫できてしまった。

執筆者
#Ishikawa・Hironao
2022年から精神疾患を持っている方、障害を持っている方と一緒に農園を実現しました。その過程をご紹介します。

1,荒地を開墾してから、種まきをしてみる

もともと荒地で、植栽はしてあったのですが、まったく管理されていない状態でした。植栽を抜くことから始まりました。トラクターなどは使えません。すべて手作業でした。

植栽が育ってなかった

4月頃になってから培養土でトレーを使って育苗に挑戦しました。初めての経験でしたが、なんとかできました。


種まき


定植の様子

その後、管理もしっかりと行います。植物を管理することで「野菜が育っていると実感できます」と言ってくれました。

水管理
育苗した苗

はじめて育苗したんですが、屋上で熱い環境でしたが、なんとか80%以上レタス、インゲン豆、シソなど育苗できました。

2,定植~収穫までやってみる

出来た苗を定植してみました。インゲン豆、レタス、シソなどです。やってみるとだんだんと成長してきました

定植してみる
すると野菜が成長していく

定植してみると、屋上という環境でしたが、しっかりと開墾をして管理するとだんだんと野菜が育ってきました。だんだんと大きくなったので、パッケージにしてみました。なんとか無農薬野菜ができてきたのです。他にも試しに栽培したミニトマト、ナスも出来てきました。

パッケージしてみた
トマトもたくさんできるように
ナスも何本も収穫可能に

秋野菜も問題なく栽培ができました。無農薬で行っているので、少々穴あきはありましたが、なんとかなりそうです。


こまつな
大根

3,社会法人に還元される

出来た野菜は法人に還元されます。ありがとうの気持ちをこめて、売り上げはまた福祉関係に使われるようになります。

出した野菜は法人に寄付します

栽培した土地は少ないですが、屋上緑化をやってみるとかなりリフレッシュできて好評でした。自然を共生型の仕組みに取り入れることはけっこうメリットがあると思いました。いろいろと失敗したところもあったのでそこを改善して、2023年も土地を拡大してチャレンジしていきます。


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社会福祉法人 恵和会
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