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サザエさん家の磯野カツオはかなり優秀な人材になると思う理由とは?

執筆者
#Ishikawa・Hironao
たまたま日曜日に18時30分にサザエさんが放送されていたので、車で見ることがありました。大人になってみると、いろいろと視点が変わったのでNOTEで記事にしたいと思います。

初回エピソードは1969年からなので、もう53年も放送されていると考えるとものすごい記録を出していると実感します。私が気になったのは磯野カツオというキャラクターです。子供の時はいつもいたずらをしており、先生やお父さんに叱られてばかりのイメージでしたが、大人になってみると違ってきます。


怒られても平気なタイプ

父親は磯野波平になります。なにかあると、いつも「バカモーン」と理不尽に怒鳴られることがあります。たしかにカツオは学問は苦手かもしれませんが、子供の時から理不尽なこともうまくすり抜けることができており、機転を利かせてトラブルを回避する能力があるのです。そして、たくさんの人脈を作り、人気者になっていくための行動力や人との駆け引きは目を見張ります。

自尊心を満たすようなアプローチをしている

サザエさんたくさんのそれぞれ世代別のキャラクターが出てきており、違った考え方をもっています。これがなにか福祉に通ずるものがあります。

磯野カツオは子供~友人~主婦~高齢者まであらゆる会話をして情報を常に得て、相手の「特別な存在だから、大切に扱って欲しい」と欲求を感覚的に理解して満たすように行動しています。たしかに家ではよく色々な人に怒られてはいますが、とくに憎まれることもなく愛されキャラクターとして会話の中心になっているのです。家族ではいつも「かつお」、学校では「磯野くん」といつも頼られているのです。

世話好きな面もある。

磯野家には年下にワカメちゃん、そしてタラちゃんがいます。カツオはいつもなにかあると、2人や友人のサポートをしている姿があります。カツオが色々とアイデアを出すことでそのサポートが意外にもうまくいき、信頼されているのです。2人からは失敗とかがあるので、だめだなぁと思ってはいるもののこの行動力と機転の良さには頼りにしているです。

日本では出生率が低く、サザエさん家みたいなホームはだんだんと減ってきました。今は昔みたいに3世代家族から核家族へと変化していき、両親は共働きであったり、家にいないことや祖父母も老人ホームにいるのが多いそうです。学校では学べなかったことが、実は家族や地域のコミュニティで学ぶことが多かったりとしましたが、だんだんと少なくなっています。

私自身も核家族で生きてきたため、サザエさん家みたいな生き方はできませんしたが、このような共同体な生き方から学ぶことは実は多いと思っています。福祉という仕事ではたくさんの方が多様的な価値観で生きている人が多く、気持ちの面や心理のことを教えてくれます。仕事を通じて、なにかこの共同体なことを作っていき、なにか少しでも助けになればと思います。

そのためにも磯野カツオのように、機転を利かせるようなトラブル回避力、情報力、サポ―ト力はぜひ参考にしたいものです(笑)




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