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《お念仏だより#72》笑いの基本は3と6

面白いから笑うのではなくて、
笑うから面白くなるらしい。

人間って不思議です!

明石家さんまが、
テレビ番組で言いました。
「お笑いの基本は3と6や」

同じことを3回繰り返すと
人は笑うらしい。

たしかに、1回目は「?」でも
2回目には「また~」となり、
3回目には思わず笑ってしまいます。


お笑いでなくても、
3回繰り返すと
印象に残るようで、

中国の故事にも
三顧さんこれいというのがあります。

三国志の時代
隠棲いんせいしていた諸葛孔明しょかつこうめい
劉備りゅうびが、自軍に迎えるため、
断られても、断られても、訪問し、

三度目の訪問で、
引き受けてもらったことから、

「礼儀を尽くして、
すぐれた人材を招くこと」
という意味で使われます。

一回目や二回目は
うまくいかなくても、
三回目には何とかなることを
三度目の正直
いうこともあります。

どちらにしても、
3回繰り返すことには
特別な意味がありそうです。

お経のなかにも
三唱礼さんしょうらいという
「南無阿弥陀仏」を3回繰り返す
称え方が出てきます。

節をつけて3回繰り返すと
いつも称える南無阿弥陀仏が
特別なものに感じられます。


3の話ばかりになりました。

では、さんまさんが言う
6の意味はというと、

3で「落とす」
4で「なぞって笑わす」
5で「大オチ」
6は「締め」

Yahoo!ニュースより

だそうです。

ではまた来週!
南無阿弥陀仏



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