kei

日常から浮かび上がったものを丁寧にすくいとる。

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最近の記事

実家にあった中学時代のプリクラ帳をみて。

実家を掃除していた時のことだ。 私の中学時代に作ってたプリクラ帳が出てきた。懐かしくて思わず作業する手が止まってしまう。気がついたら1時間経っていた。 今の時代、もうプリクラって古いのかな?私が学生だった頃は、プリクラを撮るのが楽しみの一つだったし、プリクラの落書きの上手さも大事だった。雑誌でも、上手な落書きの仕方や、可愛い文字の書き方、ポージングなどの特集が沢山あった。プリクラを上手く使いこなせる女子が、イマドキ女子だった。 私の中学時代のプリクラ帳をめくると、カラフ

    • ハロウィンの楽しみ方は人それぞれ

      10月に突入し、ハロウィンが近づいてきた。街中の至る所にハロウィングッズを見かける。クリスマスやバレンタインに続き、ハロウィンもすっかり季節イベントとして定着してる。 この時期になるとハロウィングッズが沢山売られているし、仮装イベントも至る所で開催されている。ハロウィンはみんなで楽しめるイベントだ。 他にも季節イベントはクリスマスやバレンタインがあるが、それらは恋人で楽しむイベントというイメージが強く、ハロウィンに比べると親密な人と楽しむもの、共有するものと言える気がする

      • 人生を楽しむ

        最近読んだ本で、「この世に自分の生きた証を残す」という言葉を見かけた。この言葉がわたしの中に引っかかった。数年前のわたしが言ってた言葉だったからだ。 数年前は、自分が正しいと思ってたことが通用しない世界にいた。今まで自分の信念としていたものが、ポキっと折れ、精神的にかなり辛い日々を送っていた。今の私から見れば、当時の私はただ若くて世界のことを何も知らなかっただけだし、信念もパラパラな物だ。 そんな状況で、当時の私は生きるのに必死で、どうにか生きる理由を見つけようとしていた

        • 目の前のことに振り回されると、誰かのちょっとした善意を忘れてしまいがちという話

          先日、たまに行く飲食店でちょっとしたサービスを善意でして頂いた。月に一度くらいは行くため、お店の方と面識があったからサービスをして頂いたのだと思う。こっそり、「これ、どうぞ」とちょっとしたデザートを頂いた。思いがけないサービスに、心浮かれた。 デザートそのものが美味しかったのはもちろんのこと、店員さんの心遣いが嬉しくて、そのお店をウキウキで出た。物を貰えてラッキーというよりは、この店員さんは、少しでも喜んでもらいたいという気持ちでサービスをしてくれたんだろうなという気持ちが

        • 実家にあった中学時代のプリクラ帳をみて。

        • ハロウィンの楽しみ方は人それぞれ

        • 人生を楽しむ

        • 目の前のことに振り回されると、誰かのちょっとした善意を忘れてしまいがちという話

          自分の工夫次第でお金を掛けなくても贅沢は味わえる

          最近私が心掛けたいなと思うのが、「お金を掛けずに贅沢感を味わうこと」。 贅沢とお金は結びつきやすいが、お金を掛けなくても特別感を演出することはできる。そして、特別感を感じられれば、「あー・・・自分は今とても贅沢をしているな」と幸福感に浸ることはできることに気がついた。 例えば、私の場合、入浴中にiPhoneとスピーカーとキャンドルを浴室に持ち込むのが好きだ。 電気を消してキャンドルに小さな炎を灯す。キャンドルの炎の揺らぎが浴室全体に反映される。 普段は電気で明るい浴室が

          自分の工夫次第でお金を掛けなくても贅沢は味わえる

          海外にあって日本にないものの一つ。それはカリカリのベーコン。

          海外の朝食でカリカリのベーコンをよく見かける。というより、ベーコンがあると必ずカリカリに焼いてある。 ベーコンをここまで焼くか?!っていうくらいカリカリに焼いてるベーコン。日本だと中々見かけない。日本でもホテルの朝食などでベーコンは定番だが、だいたい柔らかい。表面だけ焼きました、という感じ。どちらかというと日本のベーコンはジューシーさが売りな気がする。 それもそれで好きなのだが、でも海外で食べるベーコンは格別に美味しい。ただ焼き加減の違いだけれど、香ばしさにカリカリの食感

          海外にあって日本にないものの一つ。それはカリカリのベーコン。

          お弁当を作る度に貯めた500円はやがて3万円になる

          最近、お弁当を作るようにしている。本当は毎日作りたいのだが、めんどくさがり屋の私には難易度が高いことでもある。 2年以上前から習慣にしようと努めたが、なかなか続かない。たまーに気が向いて作るのだが、その一回きりで終わってしまう。それを何度も繰り返してきた。 だが、お弁当を作る度に500円貯めるということだけは続けてきた。1回作る度に家計簿に500円をつける。2年以上かけて断片的にではあれ、細々と500円を積み上げてきた。 先日久し振りに家計簿を見たら、何と3万円も貯まっ

          お弁当を作る度に貯めた500円はやがて3万円になる

          世界ネコくらべ

          私にとってこの世の中で一番好きな動物は猫。元々犬派だったが、友人の影響で猫派になった。 ある時友人が猫を飼い始めた。それから会うたびに私に猫の可愛さを全身全霊力を込めて語ってくれた。その友人はプレゼン力のあるので、猫の可愛さが私の脳裏に浮かぶくらい説得力のあるものだった。 始めは「ふーん、そんなに猫って可愛いんだ」と思ってた程度だったのだが、友人のプレゼンを何十回も繰り返し聴くうちに、気がついたら猫の魅力にハマっていた。犬派だった私が、この世の中で一番尊いのは猫だと心から

          世界ネコくらべ

          自分にとって普通の1日でも、誰かにとって特別な日。

          私はプライベートではグーグルカレンダーを使っている。とても便利で重宝している。 電話帳とも同期させているため、電話帳に登録されている誰かの誕生日も表示される。設定で表示させないようにもできるようだが、面倒くさがりな私はそのままにしている。 そのため、一日のスケジュールの一番上の欄に、「〇〇さんの誕生日」と表示される。 昔まだケータイが主流だった時に、せっせと友人のメールアドレスや電話番号を登録していた。その際に、一緒に誕生日も登録していたようだ。 今日グーグルカレンダ

          自分にとって普通の1日でも、誰かにとって特別な日。

          賞味期限が切れたクリームチーズを見て感じること

          休日の朝は食パンを食べる。食パンに塗るのはバターではなく、クリームチーズ。クリームチーズに蜂蜜をかけるだけで、生きててよかった〜と幸せに包まれる。 だが、ここ1ヶ月ほど何故か食パンを食べる機会がなく、その間クリームチーズを手に取ることは無かった。冷蔵庫の奥底に追いやられていた。 だが今日、無性に食パンが食べたくなってパンをトースターでこんがり焼き、クリームチーズとママレードも食卓にセットする。久しぶりの食パンに心躍らせてクリームチーズを手に取った。 中身を見た瞬間、本能

          賞味期限が切れたクリームチーズを見て感じること

          年齢が上がるにつれ、挑戦のハードルが高まるのは、自信やプライドを保ちたくなるから。

          一般的に、年齢が上がるごとに新しい挑戦へのハードルが上がると言われている。単純に若い世代より吸収が遅いというのもあるが、私が最近思うのは、「自信やプライドを保つことが大事になるから」だ。 私は数ヶ月前にオンライン英会話を始めた。海外一人旅にハマり、英語ができるようになればもっと楽しめるでのはないかと思ったからだ。最初の1〜2ヶ月間はモチベーションが高かったため、難なく続けられた。だが、3ヶ月くらい経った頃にモチベーションが下がり、1ヶ月くらい中断していた。英会話の習慣化はか

          年齢が上がるにつれ、挑戦のハードルが高まるのは、自信やプライドを保ちたくなるから。

          無駄を大切にする

          最近、無駄について考えるようになった。 ここで言う無駄は、物ではなく時間。 何をもって無駄と言うかは人によって変わるが、例えば、コインランドリーで洗濯物が乾くまでの待ち時間であったり、何もせずボーッとすることなど。 ある人にとってはそれらの時間は何も生み出さないから無駄だと言うかもしれない。だが、他の人にとっては、本を読める時間だから有効活用していると言えるかもしれない。 だけれど、無駄をなくして生産性だけを追求してしまったら、私たちは人間と言えるのだろうかと思う。私た

          無駄を大切にする

          日常生活を楽しむのは、充実しているということ。

          ⚫︎お花を部屋に飾る ⚫︎食器には焼物を使う ⚫︎休日の朝にコーヒーを淹れる(インスタントだけど) ⚫︎チーズを齧るのが好きで、色んなチーズを試してる(最近のオススメはブリーチーズ) これらは私が最近日常生活でハマっていることだ。強いこだわりがある訳ではないが、自分の予算の許す限りで楽しんでいる。だが、特に当たり障りのない事だと思っていた。自己満足だし、自己完結していたから。これを他の人と共有するのであれば、有意義なものであると思うが、自分で満足して終わりだったから、取るに

          日常生活を楽しむのは、充実しているということ。

          お互いに自己開示することで支え合う

          私はあまり自分を開示しない。仲のいい友人にも、あまり深くは自己開示をしない傾向がある。しない、というより出来ないのかもしれない。 だが、一人だけ例外の友人がいる。その友人は私の相談相手であり、行き詰まった時や悩みを抱えた時、私は全てをその友人に話す。友人はその話を聞いてアドバイスをくれる、そんな関係だ。親より私のことを知っている存在。 その友人と他の友人との差は何か。それは、「目的がある」ということだ。何でも話せる友人にも、アドバイスを求めていない時、私はあまり自分のこと

          お互いに自己開示することで支え合う

          言葉は人を支える力があるから、私は言葉による表現が好き。

          私はある時大きな壁にぶつかり、どん底に落ちた。周囲から見れば大したことないのかも知れないが、当時の私の心はどん底だった。 その当時、毎日生きるのも必死だった。明日のことは考えられず、今どうにかやりきることしかできなかった。精神的にも体力的にも余裕が全く無かったのもあるし、逃れたいけどどうすればいいのか全くわからず途方に暮れていたのもある。 そんな状態になって初めて、私は自分が何を望んでいるのか分からないことに気がついた。それまで自分のことを考えたこともなく、自分について知

          言葉は人を支える力があるから、私は言葉による表現が好き。

          私を幸せな気分にしてくれるのは、今に意識が向いてないと逃してしまう香り。

          私の身の回りにある香りの中で、私を幸せな気分にしてくれる香りがある。 天日干しした後の太陽の香り ご飯が炊けて炊飯器を開けた瞬間、湯気と一緒に立ち込むお米の香り コーヒーを淹れた時に立ちのぼる香り 食パンの袋を開けた時のパンの香り これらの香りはどれもほんのり香る程度で、あまり刺激もない様に感じる。ぼーっとしていたら、他のことを考えていると逃してしまう香りだ。つまり、今この瞬間に意識が向いていないと、気づかないでスルーしてしまう。 私の中で、これらの香りを最近嗅い

          私を幸せな気分にしてくれるのは、今に意識が向いてないと逃してしまう香り。