【8日目】一緒にお風呂実験
お風呂実験を始めるにあたって、シュミレーションしていなかったことがありました。
お風呂に入る時間に、機嫌が悪かったらどうするか。
機嫌…。これ、私の機嫌なんだろうなぁ。
仕事から帰って来て、これやって。と、お願いしてもやってくれなくて、不機嫌になった娘をコチョコチョで機嫌取りして、夕食まではなんとかたどり着いて、夫と三人おしゃべりをしながらの食事。
娘の傘が見当たらないと言う話になって、学校に忘れたんじゃない?と言っても違うと言い張る娘。傘を干すのは玄関前だし、しまうのも玄関。そこになければ、私たちが娘の傘を使うはずもないのに。
叱られると思うから、自分の非を認められないのでしょうけれど、娘は本当によく物を失くす。そして必ず見つかる。
整理整頓してね。とも言うし、先によく探してみて。とも言う。それでも自分は悪くないと怒るのです。
これはもう、自分の不甲斐なさに自分自身腹が立っているとしか思えない。それを都度都度八つ当たりされても…。
こちらが、あーでもないこーでもないと、娘の傘について話すと、いちいち余計なひと言を言って親の神経を逆撫でするので、ついに「そう言うひと言が嫌な気持ちになる!」と、相手するのをやめてしまいました。
お風呂はもう沸いていて、一緒に入るだけだったのに。
まあ、娘ひとりでも入ればいいか。と思っていたけれど、部屋に籠った娘は、そのままお風呂に入ることはありませんでした。
機嫌が悪くても、お風呂は別。と割り切れればよかったのでしょうけれど。
本当の親子だったら、プンプンしながらでも「ほらっ、お風呂入るよ」って言えたのでしょうか。
夜の限られた時間の中で、娘の機嫌が悪くないタイミングにお風呂に入る。これはもう、本当に、それ以外のすべてに目をつぶっていかないと実現できないのです。
ハードルが高い実験。
続けられるのか不安になってきました。