勉強教えるって体力がいる
先週から第三回定期試験期間に突入している継娘ツムギ、中学一年生。
今度こそ、今度こそ、と言いつつ、スマホ・アニメ・ゲームの誘惑に勝てず、一向に勉強している様子がありません。
三連休中日の夜、痺れを切らして声をかけました。
「定期試験の勉強は進んでいるの?」
「計画立ててないから、進められないんだよねー」
定期試験の度に配られる、二週間分の計画表、木金の欄はほんのちょっとやったことを書いてあったけれど、土日の欄は空欄。
そりゃあそうでしょう。
ツムギが部活に出かけた時間以外は、ほぼ私も在宅していたけれど、机に向かっている様子はありませんでしたから。
「ツムギさん、前回の振り返り、自分で何て書いたか読んでごらん」
「次はもっと早くから、勉強を始めたいと思います」
「もう早くなくなっちゃってるよー」
前回、前々回に比べると、多少は危機感を持ち始めたようで、まずは計画を立ててしまおうと促すと、めんどくさがりながらも、なんとか自分で埋めました。
どうしても、数学が致命的だということがわかっていたので、それだけでも一緒に勉強しようと、私のスケジュールも踏まえて修正をさせて、とにかく、三連休の最終日はがんばるからね!と、その日は宿題だけやらせて寝かせました。
さて、部活もオフの祝日。
朝食を済ませると、朝9時にはダイニングテーブルに座らせて、まずは勢いをつけさせるために、比較的得意だと言う地理のまとめからスタートしました。
その間私は、食器を洗ったり、洗濯物を干したり。
ノートをまとめるのは、絵を描く延長のようで、やり始めたら黙々と手を動かします。
本当は、色とりどりのノートを作成することが目的になってしまっていることを注意したいところだけれど、グッとがまん。
10時を過ぎたところで、おやつを差し出し休憩時間。
さ、次はお昼まで、数学やるからねー!
数学のドリルの一次方程式のページを開いたものの、ピタリと鉛筆が止まります。
「わかんない!何この問題!」
問題に向かってすぐ怒るツムギに、「唇が尖ってますよー!怒っても笑っても、やることは一緒だから笑ってやろー!」と声をかけます。
「わかんない!教えて!」
ツムギがわからないのは、方程式だけではなくて、数学の基礎の部分からほぼ全部。
これ、こないだも躓いていて、丁寧に教えたつもりなんだけどなぁ。
わかったって言っていたんだけどなぁ。
お昼食べて、勉強して、休憩して、勉強して、おやつ食べて、勉強して。
飽きたり、怒ったり、気が散ったり、不機嫌な顔をしたり、そんなツムギの隣で、修造さんのごとく、賑やかに励まして盛り上げた私。
正味7時間半!!
隣で資格試験の勉強をしようと、テキストを開いていたものの、読めたのは20ページにも満たなかったかもしれません。
疲れたー。
ツムギもがんばったけれど、私もがんばった。
ちょっとでも、目に見える成果が出て、自信に繋がってくれるといいのですけれど。
そしてまた、週末がやってきます。
試験終了日には、美容院予約して、次の週末には一緒に買い物行こうって誘って、なんとか人参ぶら下げてみてます。
仕事から帰ってきた夫に話したら、「そうやって勉強見てもらって嬉しいと思うよ」ですって。
おーーーーーい!
この他人事感!!!
明日も夜勤の夫の代わりに、土日、もうひとがんばりします。
今度は自分の勉強も、もうちょっと進めないと、私自身が焦る番です。