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小四女子のリアル

夕方、ママ友からLINEが来ました。

今、娘ちゃんとウチの子が家の前で遊んでるんだけど、近所の公園で変質者が出たらしいから、家まで送るね。

優しい…。

帰り際、通りがかった別の公園で知らない小六女子たちが遊んでいたから、変質者情報を伝えたところ、思いの外ビビっていたそうで、面倒見のよい彼女は、その子たちも家まで一緒に帰ってあげたそうです。

小四は、まだ遊びたい!
小六は、怖くて一人じゃ帰れない!

多少性格もあるのでしょうけれど、この二年の差で、変質者に対する理解力が異なるのでしょう。


昨晩夫に、いくつになったら、家族が大変そうなとき、何かお手伝いしようって気になるのかしらね?
せめて、家族が大変そうだから、自分のことぐらいちゃんとやろうって気になるのかしらね?と完全なる愚痴をぶつけていた私。

今日会ったシングルママの同僚と話していて、彼女の息子くんと娘ちゃんには何度も会ったことがあったので、ふたりともいい子で羨ましいわ、なんて言ったら、男子(兄)の方はいいけど、女子(妹)はねぇ…とため息をついていました。

お兄ちゃんは、キャリアウーマンでひとりで子育てをする母親を気遣ってくれるけれど、妹ちゃんにはその気配すらないと。

ちなみに、お兄ちゃんは何年生ぐらいから気遣いができるようになったの?と聞いたら、中学生ぐらいだそうで。


私は娘に期待し過ぎていたのかなぁ。


小さなころから当たり前のようにキウイを食べて育っているし、小学生ながらカロリーメイトが好きとか言うし、キッズ携帯もチャレンジタッチもスイスイ使いこなすし、なんなら、自分のこどものころより大人なんじゃないかと思っていたけれど。

見た目はずいぶんと大人びて見えても、中身はもしかしたら、私たちのころより幼いのかも知れません。


夫は生まれたときから娘を見ていて、娘の成長を目の当たりにしてきたし、娘の成長のスピードもよく知っているはずです。

それに対して私は、誰と比べるわけでもなく、私が作り上げた小四女子のイメージと比べて、勝手にギャップにフンフン不満を言っていただけなのだと気づかされたのでした。


同僚が言いました。

妹にイライラする母を見て、息子が「まあまあ、お母さん落ち着いてよ」となだめてきて、まるでダンナみたいよ。


今の時代、男子だから、女子だから、と言うのはナンセンスなのでしょうけれど、男子の方が母には優しいのかも知れませんね。

ウチも大きなお兄ちゃん(夫)の方が、私を気遣ってせっせとお手伝いしてくれますもの。

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