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\ご褒美/

継母になってちょうど半年が過ぎました。
noteを書き始めて三ヶ月になります。

ただひたすら、模索する日々でした。

半世紀もかけてようやく手に入れた『家族』と言う宝物が、こんなにも理想とかけ離れ、幸せよりもむしろ苦労を呼び込んでしまったかのように錯覚してしまうほど、扱いにくいものだったとは。

はじめは、ステップファミリーだからだと思いました。
もちろん、今でもそう言った側面の壁にぶち当たることもあります。

ですが、noteでみなさんの子育てや家族の話を読むうちに、我が家もまた、数多くある子育て中のいち家族に他ならないのだと胸を撫で下ろしました。


私は、人の悩み事を同じ種類のものとして一括りにして、あたかも解決したかのようにしてしまうことが嫌いです。

私が離婚をした20年前は日本人夫婦の離婚件数が増え始めていた時期で、周りの人達は無責任に「気にしなくたって大丈夫だよ。離婚なんて珍しいことじゃなくなってきてるから」と、それで私の心の傷が癒えるかのような励ましの声を掛けるのでした。

ステップファミリーについて調べていても、その数はまだまだ少ないながらも、離婚率の増加に伴って今後そのような家族の形態は増えていくでしょうと言われており、もちろん、それに対して少しでも理解が深まり、当事者の不安が解消されるなら歓迎しますが、そのことと同義のように「珍しいことじゃないからね」と片付けられてしまうことがないように、願わずにはいられません。


そんなことを思う中、まるで、半年間がんばったね。と、神様が用意してくださったかのように、嬉しい出来事がこのnoteの世界で起こりました。


こんな機能があるとは知らなかったのですけれど(おそらく私はnoteの良い機能をほとんど活用できていないのだと思います)、以前から私の記事を見てくださっているけいこさんから、こんなサポートをいただきました。

尊敬する子育ての先輩だけあって、粋な計らいだと感激しました。
どんなご褒美より嬉しく価値のある100円!
私はきっとこの喜びを忘れないと思います。
子育てと家事と仕事で疲れ果てた母親には、こう言う優しさが身に染みるのだとしみじみ感じました。


ご褒美は他にもありました!

大好きなこどもと関わる仕事がしたいと、前向きに学びを進めているこはりさんからは、こんな大きな贈り物をいただきました。

たまたま通りすがりに読んでくださった私の記事を元に、自分自身でさえ振り返れていないこの半年間をまとめて紹介してくださいました。

私はこはりさんから、自分の投稿で記事を紹介したいので許可して欲しいとメッセージをいただいた他は、インタビューされたわけでも、それ以外の言葉を交わしたわけでもありません。

こはりさんは、私が「どうぞご自由にお書きください」と返信した後、私の三ヶ月間の投稿を丁寧に読み解いてくださったのだと思いました。

親子ほどの歳の差のこはりさんに、このように客観的な視点で私たち家族のことを記事にしていただいたこと。そして、見ず知らずの私たち家族を応援してくださっていること。なんと感謝したらよいか、言葉が見つかりません。


このふたつの出来事は本当に、こちらが泣いちゃうほど嬉しくて、子育ての戦友である夫にも共有したいと思いましたが、夫はまだnoteの存在を知りません。

私がいただいたご褒美は、こっそり何度も何度も、ひとりで味わい尽くそうと、食いしん坊の私は決めたのでした。

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