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距離感

継母は、こんな小さなことを気にします。

今日は娘にとって初めてのサッカーの公式戦でした。
チームのお母さん方が同行してくださって、私は午前中仕事に行っていたのですが、PK戦になったとLINEで途中経過の報告があり、そのすぐ後に勝ちました!と嬉しいお知らせが入りました。

練習試合でもなかなか勝ったことのないチームだったので、選手たちの喜びは相当なものだったことでしょう。

娘が帰って来たので「試合勝ったんだってね。おめでとう!」と声をかけました。

その後、手洗いうがいのために洗面所に向かった娘に「そのままシャワーを浴びて着替えちゃってね」と続けました。

いつも通り1時間以上かけて髪を乾かすところまで終え、リビングにふらりと来ました。

私は、普段できない箇所の掃除の真っ最中。

掃除の続きをしていたら、何も言わずに部屋に入ってそれっきり。

「今日の試合ねー」みたいなの、ないの?

またこっちから話しかけてあげないといけないのかと思うと、少し気が滅入ってしまいます。
普通に会話をする気が起きていないなら、無理に距離を縮める必要もないのかなぁ。と。

距離を縮める必要ないのかなぁと思ってしまう私は冷たいのかなぁ。と。

大人とこども。
継母と継子。

私は近くても遠くてもどっちでもいいかと思っているのですけれど、こちらから少しずつでも歩み寄っていくことが大人として望ましいのかなぁ。

お買い物、たまには一緒に行ってみる?と聞いてみましょうか。

行かなーい。と言われそうな気もしますけれど。

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