精神不調の正体
この動画を見て、自分の精神不調の原因がいくらか言葉になったように感じた。いくら林業経済学の問題を訴えても、組織(集団)としての林業経済学会/林業経済学分野には何も響いていないような感覚。逃げ切り世代を体化し、もはや自分が逃げ切り世代であることしか気づいていないような上の連中、「自分たちもやったんだけど変わらなかった、地道にやるしかない」という失敗体験を無自覚に押し付ける中間層。
研究者だから何でもできるわけはなくて、専門家であることのほうが重要。専門家であるためには、自分の強みと弱み、領分を理解することが必要。林業経済学分野の人々はそれができない人が多い。無知を知らない人々。
そんな人々に囲まれ、つけられてきた大小の傷や刻み込まれた無力感、行き場のない憤りが、精神不調の原因だ。