Morning House #83 大人たちよ、子ども心を持ち続けよ。
ようこそ!Clubhouse【Morning House】瓦版チームのKeitoです!
Morning Houseは「スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所」というコンセプトのもと、毎朝6:50から毎朝配信している、clubhouseのルーム(番組)です! 朝のRoom(番組)では日本で一番多くの方が集まる場所で、毎日のように誕生するコラボレーションやセレンディピティ、シンクロニシティが半端ないので、瓦版チームがピンと来たもののうち、事前にスピーカーのみなさんに掲載許可を受けたものをnoteに綴っています。クラブハウス瓦版について詳しくは、こちらどうぞ!
2021年4月13日 モデレーター: 西村創一朗@souta6954、司運@shiunch、前刀禎明@sakito.y、Haruka Uozumi@hrkzum、(@以下はclubhouse内のIDを示します。気になる方がいらしたら、🔍マークから検索できます。)
では今日もどんなミラクルがあったのか、お楽しみください!
リアルケイドロ(警察vs泥棒ゲーム)。
先日開催された、第二回クラハ警察24時。『大人が本気で遊ぶ』をテーマに開催されているこのイベントは、元捜査一課刑事の佐々木成三さんが主催している。
埼玉県警野球部のコーチも務める佐々木さんは生徒たちの自発性を促すことを目的に、ケイドロを部活動の一部としても取り入れているという。走らされているという感覚がないから、普段動かない子も本能的に動けるんだという。
大人が本気で遊んで本気で楽しむことって大切だよね、と元青森県警事務のKotoneさん。今まで真面目に生きてきたから、一旦ここらで何かしてみちゃいたいと参加を決めたそう。そして主催者の佐々木さんも、いたずらがしたいという心で泥棒役に手を挙げたという秘話も。笑
実際の無線連絡も披露してくれた。本気の現場からの煽りの無線に捜査本部も、『今やってますから!💦』と現場では常に緊張感あふれるという。煽りといえば、高圧的なコミュニケーションを取る警察官いるよね、と司運さん。司運さんは平日の昼間にアロハシャツを着て自転車を乗っていたところ、怪しい人と勘違いされ職務質問を受けたそう。
司運さんは、人は見た目のイメージで判断する生き物だから、無意識のバイアスは仕方ないし、正直嫌でもないと。むしろ異文化は人と人との繋がりをもたらすことができるから、そこから会話が始まることが楽しみなのだとか。司運さんの人生を変えた異文化経験の旅と、無意識のバイアスについてのお話はこちらをどうぞ。
佐々木さんも自身の壊れた自転車に乗っていたところ、警察官から怪しまれて声をかけられたことがあるそう。警察だから、という刑事力(デカリョク)を乱用した会話ではなく、この人だから話聞いてみたいと思われるコミュニケーションの取り方を学んだという。定期的に刑事力(デカリョク)コミュニケーションの講演をされているから、是非参加してみたい。
彩ろう。人生はアートだ。
今年10月にフランスパリで美術館展示予定のVR書道画家Maiさんは、すべての作品を人との関わりを元に作っている。先週の日曜日には「春」というテーマをもとに、代々木公園で集まった子ども達とアートを作った。なんでも書いていいよ、と彼らの想像力を働かせた最高の作品がこちら。
花や木が生えている向き、蝶の飛んでいる方向、ひらがなで書かれた「はる」、太陽を囲むような4つの手形。すべてが春を表していて、枠を越えることに抵抗を感じさせない子どもたちの無邪気さとピュアさに、心動かされる。
5月8日には司運さん主催のイベントが開催される。テーマはコラボレーション。それぞれの表現を持ち寄って、愛、自由とかを表現するこのイベントは、人をあえて東京から外に連れ出す司運さんの考えるプロジェクトの一部だそう。
開催地は神奈川県にある廃材エコヴィレッジゆるゆる。ここでは99.9%のものが廃材から作られているそうだ。村長さんは絵描で、司運さん曰く彼の口癖は「人生はアートだ。」廃材で作られた釜風呂や家、ステージやレストラン、その写真は司運さんのInstagramから是非見てみてほしい。
50人の招待制ということで、この場で司運さんはMaiさんを招待。こうやって人と人が繋がってミラクルが起こるのがクラブハウスマジック。また新しい何かが始まりそうだ。人や物の繋がりから起こるミラクル、これも人生はアートだ。
楽屋トーク:子育てと親育て
世界でも最先端のホリスティックヘルスに基づいた栄養学や食事法をNYから教えている里美さん。8つのポイントに気をつけると、食べれば食べるほど綺麗になるという。そんな里美さんは3歳と6歳の息子さんたちを育てるママでもある。子どもたちの想像力を育むためには何をすれば良いのかという相談に、モデレーターのパパたちが回答。
前刀さんは、sense of wonderをどう磨いていくのかが大切だと助言する。大人たち自身がいろんなことに疑問を持つことで、自然となんで?と考えるような会話が生まれるという。
大人たちこそ、知識を得るうちに固定概念が出来上がっているから、子どもの想像力を育てるというより、もはや子どもと一緒に想像力を鍛え直す、という方が正しいのかもしれない。
佐々木さんは刑事時代には多くの非行少年と関わり、現在もさまざまな高校で授業を行う。佐々木さんは高校生たちにこんな質問をする。「今あなたの目の前にコンビニがあって、お金がないけどお腹が空いている。何をやってもかまいません。どうやって解決しますか?」
この質問に、4割以上の生徒たちが万引きすると回答するそう。。
ずるいようだが、この回答は「なにをやっても良い=犯罪もOK」という認識が薄れているということを示している。消して「空腹を」解決する、とは言っていないところもみそだ。目の前の欲を満たす方法を探してしまうというのが、短絡的な犯罪を選んでしまうことが多いそう。
「なんで?」というsense of wonderは彼らを非行少年にさせないという。筆者の私も1番最近「なんで?」と疑問を持った瞬間を思い出すことができない。大人も子どもも「なんで?」と自分で考える力を持ち続けることが、人生を楽しみ続けるコツなのかもしれない。
【Morning House】スゴイ人がフラッと来て、ココでしか聴けないレベルの話をして去っていく場所。毎朝6:50からお届けしているClubhouseで日本一多くの方が聞いてくださっている朝番組。#Morninghouse
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